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ノンシュガー2ndライブ「ノンスイートホットペッパーチリペッパー!」はキャストの仲の良さに溢れていた

4月29日に配信で開催されたノンシュガー単独2ndライブ『NonSugar 2nd EVENT「ノンスイートホットペッパーチリペッパー!」byプリパラ』を鑑賞しました。公演時間は2時間30分ぐらい。
ノンシュガーとは『プリパラ』三年目で、主人公・真中らぁらの妹である真中のんと月川ちり、太陽ペッパーが結成した作中アイドルユニットのこと。
ファン人気も高く、二年ほど前には単独イベントを開催。
単独イベントのためだけに制作された新曲を引っ提げたライブに朗読劇、トークなどでキャラクターを演じた田中美海・大森日雅・山下七海の三人が甘くない、真剣な内容で楽しませてくれる素晴らしいイベントでした。
今回開催されたのはそんな「単独イベントの二回目」だったんですが、見ていて感じたのは「いつものライブよりライブをしてませんでしたか」ということ。
プリティーシリーズのライブ公演は、大所帯かつ公演時間短めが基本です。
作品単独でも10人以上出演するし、シリーズ合同なら40人は超える事も多い。それだけ大人数のライブにも関わらず、公演時間は概ね2時間から2時間30分ほど。アンコールはありません。
そのため「MCを極力削って楽曲を詰め込めるだけ詰め込む」がプリティーシリーズのライブ公演の基本型となっているのですが、今回ノンシュガー単独ライブはそんな「プリティーシリーズの基本型」というよりは一般的に想像されるライブ公演の形に近い。
トークもライブもあって、朗読劇までついてくる。
ずっと演じているし役者同士の仲もいいので、トークがちゃんと面白かったし、弄り方もわかってる三人だからこその絶妙な「いつもこんな感じなんだろうな」と言う空気感があったんですよ。
それこそゲネプロの話とか「それ言っても大丈夫なんですか?」みたいな内容がポンポン飛び出してくるので、『プリパラ』と言う作品で出会ってしまった三人の積み重ねた時間と、作品とは関係ない「友人」としての強い信頼を感じさせられる内容だったなと思いますね。
ライブも「WUGがあった田中美海や山下七海はともかく、大森日雅はこれに付いていくのは凄い」とまた思わされたし、前回よりも今回の方が圧倒的に良かった。
ライブ初披露楽曲に先輩達の楽曲のカバー、そして今回のためだけに書き下ろされた楽曲とセットリスト全体を見て幅を感じられたのも何よりです。
まあ個人的に一番驚いたのは新衣装ですが……。

コンテンツライブって、基本的に「そのコンテンツに登場しているもの」が出てくるイメージが強いし、実際そういう衣装が多い。
『プリパラ』も基本的には「アニメやゲームに登場しているコーデ」なんですけど、今回のこの衣装はデザインから新規に起こされた完全新規の衣装で、田中美海・大森日雅・山下七海のノンシュガーに凄く合ってるんですよ。滅茶苦茶可愛くて、「これ見れただけで大勝利だなガハハ」と言う気持ちになりました。
そして配信で見てこれということは、撮影スタッフが頑張ってくれたということ。
ありがとうございます。「真剣に連打に取り組んでいる田中美海の横顔が素敵」という言葉があったんですけど、その言葉に「確かに良かった」と思えたのは、その横顔をスタッフの皆様方がしっかりカメラで捉えてくれたからこそです。今回も文句なしでした。

ところで。
田中美海が「またノンシュガーとして会いましょう」で締めくくってたんですけど、『ゾンビランドサガ』で田野アサミと共演した役者の中で一番場数踏んでる田中美海がやった事で「本当にあの田野アサミ因子はなんだ……?」とか思いました。
因子継承されすぎ。


プリズムの煌めきを広めるためによろしくお願いします。