ファイルーズあいが日曜朝の象徴になったという話

2020年のプリキュア『ヒーリングっど♥プリキュア』も、残すところあと三話となりました。
全45話。二ヶ月の放送休止期間はあった分、歴代作品と比べると若干少ない話数となりましたが、「生きる」「思いやり」といったテーマに沿った物語になっていたかなと思います。幸か不幸か題材が時代と合致しすぎてしまったおかげで苦労はあったと思いますが、面白い作品をありがとうございました。

さて。
そんな『ヒーリングっど♥プリキュア』と入れ替わりに2月28日からは『トロピカル〜ジュ!プリキュア』が放送開始となります。
タイトルからも分かるように「海」と「コスメ」をモチーフにしたプリキュアになるそうで、1月29日にはキャストも発表されたのですが、まさか主役にファイルーズあいさんが来るとは思いませんでしたね!
これには初主演作品だった『ダンベル何キロ持てる?』で注目していた声優だったというのもあるのですが、一番は「日曜朝に放送している女児向けアニメを制覇してしまったな」という点が大きくて。
『キラッとプリ☆チャン』や『ミュークルドリーミー』でレギュラー入りした時から驚いてましたけど、まさかプリキュアまでとは思わないじゃないですか。
せっかくなので各作品で「ファイルーズあいが演じる」と聞いた時の話を書いておきます。

『キラッとプリ☆チャン』アリス・ペペロンチーノ

「三年目の新キャラクターのアリス・ペペロンチーノとして出演する」と聞いた時は「えっ、歌うってこと?ファイルーズあいをライブで見れるの?」と思いました。
『キラッとプリ☆チャン』は夏と冬に二回ほどライブ公演をやるコンテンツなので、新キャラクターとしてファイルーズあいが登場するのなら夏か冬のどちらかのライブには絶対に来るだろうと思っていましたし、「それまでにファイルーズあいの演じるキャラクターを好きになるぞ!」という気持ちで楽しみにしていました。
実際にアニメに登場したアリス・ペペロンチーノは「太陽のような」という表現がしっくりくる明朗快活なキャラクターでよかったですね。
相棒であるソルルとの掛け合いも面白く、マイソングとなった「sunshine smiles」も様々な各国を巡ってきたアリスらしい曲で、すっかりメインキャラクターとして定着。今までプリチャンにいそうでいなかったところに綺麗にハマっていてとても魅力的なキャラクターになったなと思います。

なおライブについては昨年12月に見に行きましたが、最高にアリスちゃんで良かった……とだけ書いておきます(単にメモ整理してたら出てきただけ)

『ミュークルドリーミー』安西ときわ

情報公開されたのは6月ぐらいでしたでしょうか。
もうすっかり「ミュークルドリーミーのない日曜日は考えられない」「この作品とプリチャンをあわせた一時間が一週間で最も幸せな一時間だ」となっていたわけですが、『ミュークルドリーミー』で演じられた安西ときわは「これまでのファイルーズあい」で思い浮かぶイメージを変えるというか「こういう演技も出来るんだ」と思えるキャラクターでした。
元々いたゆめ・まいら・ことこの三人のバランスが良かったので「そこに一人追加する」となった時にどうなるかと思ったら「ゆめやまいらのクラスメート」「運動神経抜群の優等生」「弟二人持ち」ということで、スポーティーで。ゆめやまいらと並べた時にバランスが取れる絶妙なキャラだと思います。「~だぞ」の言い方もいいですね。

『トロピカル〜ジュ!プリキュア』夏海まなつ

大体冒頭に書いたとおりです。
付け加えることがあるとすれば「昨年のファイルーズあいさんの勢いは凄いものがあったし、実績も確実に積み重ねていた」というところでしょうか。
上述した『キラッとプリ☆チャン』『ミュークルドリーミー』だけでなく、昨年は『半妖の夜叉姫』の竹千代役もやっており、確実に実績を積んでいる役者ではありますので、その流れで捉えると「ついに来たか」が一番しっくりくる感じでした。

最後に

3月からは『トロピカル〜ジュ!プリキュア』『キラッとプリ☆チャン』『ミュークルドリーミー』で「日曜朝のうち90分でファイルーズあいを楽しめる」というスーパーファイルーズあいタイム状態が確定なので、俄然楽しみになってきましたね。
7時からは『アイカツプラネット!』もあるし、『ラブパトリーナ』『アースグランナー』などもあるわけで大変ですが、まあ元々見ている作品が多いのでゆっくりと楽しみたいなと思っております。

プリズムの煌めきを広めるためによろしくお願いします。