外から感じる『アイドルマスターシンデレラガールズ』シンデレラガール総選挙の面白さ

『アイドルマスターシンデレラガールズ』にて開催された「第9回シンデレラガール総選挙」が終わりました。
結果は北条加蓮が二位以下に一桁以上の差(と言っても、二位の鷺沢文香にあと5万票ほど積めば繰り上がるんですが)をつけて圧勝で、なかなか派手な結果になったなーと思います。
今回から無課金でもそれなりの票数を獲得できるようになったこと、中間発表がなくなって票の動きが読みにくくなったことなどから前回までと単純な比較は難しいとは思うのですが、とはいえ北条加蓮が第9回シンデレラガールに選ばれたということは何も変わらないわけですから、北条加蓮並びに北条加蓮を担当してきたプロデューサーの皆様には「おめでとう」の言葉を送りたいです。おめでとうございます。

私は「二次元アイドルコンテンツ好き」を自称しているのですが、シンデレラガール総選挙の時期の『アイドルマスターシンデレラガールズ』は大変面白く拝見させていただいております。
「誰がシンデレラガールになるのか」を予想するのも楽しいんですが、やっぱり「プロデューサー達の熱の入った応援と呼びかけ」を見るのが『アイドルマスターシンデレラガールズ』にそこまで入れ込んでない人間としては一番楽しいんですよね。

「私の担当の話」がもう面白い

シンデレラガール総選挙が始まると、プロデューサー達の「自分が担当しているアイドルの魅力を語る」を見かける機会が増えていきます。
これは「自分がTwitter等でフォローしている人間にプロデューサーが多いから」という事情もあるにはあるんですが、そのコンテンツに入れ込んでいる人間の「ここがいいんだよー!」という話や「自分がなぜそのアイドルの担当になったのか(応援するようになったのか)」という話って、滅茶苦茶面白いんですよ。真面目な話。

だって『アイドルマスターシンデレラガールズ』ってキャラクターがとにかく多いじゃないですか。「20人ほど名前を上げる」とかやっても全体の中で見ればほんの1割程度でしかない。
そんな「とにかく多いアイドル達」の中で、一人の人間に「このアイドルの担当になろう」と思わせる『オンリーワン』が発生しているって事実がもう既に面白いんですよ。よっぽどの理由じゃないですかそれ。沢山の中から一つ、ないし二つを選ぶのって「よっぽどの理由」ですよ。その「よっぽどの理由」が面白くないわけ無いでしょう。それもまたオンリーワンの理由なのですから。

なのでこの時期になると見かける、プロデューサー達の「自分が担当しているアイドルの魅力を語る」は外から見ている私としては滅茶苦茶面白いし、胸を張っていい事だなーと思っております。

更新され続ける羨ましさ

これは「羨ましい」と思っていることの一つなのですが、シンデレラガール総選挙が始まるとプロデューサー達の「担当し続ける理由」が更新されていく点が面白いですね。
「応援する理由」が芽生えても「応援し続ける理由」にまで育つ事ってあんまりない。人間なので熱が冷めることもあると思うんですが、シンデレラガール総選挙が始まると一様に熱が入ったコメントが飛び出してくる。
これは「応援し続ける理由」が更新されているから出来る事だと思うんですよ。
「なぜ自分がこのアイドルを担当しているのか」という原点を見つめ、そのアイドルの魅力を改めて検討し、「やっぱり最高だな」と思ったからこそ「応援したい」「支えたい」と思う。
そういう「理由の更新」を毎年行っている『アイドルマスターシンデレラガールズ』は「凄いなー」と思いますし、それを自然なことのように行っているプロデューサー達も凄いなーと思います。あとそういう機会が毎年訪れるということはは素直に羨ましいですね。そういう機会、私の領域だとあんまりないので。

最後に

今年は終わりましたが、もう既に来年の戦いは始まっていて、来年は「このアイドルに来てほしい」といった話もちらほらと出始めているのは大変興味深いです。
ただ一年先のことなのでまだどうなるのかわかりません。イベントやメディア展開などで盛り上がる可能性もあって、そのたびに「応援したい理由」も生まれることでしょう。

来年はどうなるのか。
始まるのを楽しみにしております。

プリズムの煌めきを広めるためによろしくお願いします。