日記:2024.07.26(Fri)【コモドドラゴンの鉄の牙】

おそらく攻撃力的に恐竜に近いと思われる、コモドドラゴンという大トカゲは結構有名で人気がありよくメディアに出てきます。

大きい体と固い皮、強い力とスタミナといったいかにも野性的な強さを持ち、ライオンやトラといった他の猛獣にも引けを取らない爬虫類の希望の星かどうかはわかりませんが主にコモド島を跋扈しています。

Wikipediaでは、牙と牙の間から噛んだ相手が出血しやすくなる毒が出て、噛んだ時にその毒が出るとあります。蛇みたいに牙の中を通って毒を出すタイプだと牙の強度が弱くなるみたいなので、コモドドラゴンは牙の強度を落とさないために蛇とは違った方法をとったのでしょうか…。
よく噛みそうな御仁なので歯は大事な方がいいに越したことはありませんw

そして、さらに牙の強度を保ち堅牢な牙であり続ける為の驚きの工夫が発見されました!
牙の表面を鉄でコーティングしているみたいなのですwどんだけ大事なのかw

引用元:

牙のエナメル質(人間の歯の表面にもあるとても固い物質)が捕食時や食べる時の摩耗により減るのを遅らせる為に、牙の表面を鉄でコーティングして守っているようです。これは反則レベルで強そうですw
歯医者さんで言うところの、歯の表面に金属を被せる施術を自前でやっているようなものでこれはタダですし私もやってみたいと思いました。

どうやって牙の表面を金属でコーティングしているのかわかりませんが、似たような事をしているウロコフネタマガイという貝がいて、住み着いてる細菌が作る硫黄成分が貝の貝殻の表面で鉄分と反応して固い鉄のコーティングを施すというものなのですが、この貝とコモドドラゴンの関係性とかなさそうだし多分同じような形でやってなさそうですけどねw
特撮の宇宙刑事みたいに金属粒子を蒸着!みたいにコモドドラゴンもやっているなら人間もその技術を賜りたいものですが、その為にコモドドラゴンを捕まえて研究とかもやめてほしいと思います。

捕食する野生動物は獲物に怪我を負わすのが必然のプロセスとして避けられませんが、一番恐れるのは自分の怪我だと思うんですよね。
野生の環境ではお医者や病院とかないですから、自己回復できないケガは命に関わってきますし、実際それで死んでしまいます。出血とかばい菌とか。
相手に怪我を負わしたいけど、自分は怪我したくない。
戦う者のジレンマとしてそういうのあると思うんですが、コモドドラゴンの牙のコーティングもそういう自分を守る能力として獲得する事でジレンマの克服に努めているのかもしれません。
牙は恐ろしくもあり傷つきやすい物なので丈夫に越したことはないですw






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