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著書「考具」の続き

毎日投稿20日目
こんばんは。


さて今日は、「考具 考えるための道具,持っていますか?」の続きをお話ししたいと思います。

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どうしたら必要な情報が入ってくるのか
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さて今日はついに情報を得るための道具ー考具についてご紹介していきたいと思います。

①カラーバス

カラーとは色のこと。バスはBATH。つまりは色を浴びるということです。
方法は簡単で、1日の始まりに「今日のラッキーカラー」を決めます。
そして、通勤のときや散歩のときに、その色を意識して探してみるのです。これがカラーバス効果。

「見えるから見る」へ。SEEからLOOKに変えるだけ。
#おされな言い方

まずはその色自体に着目し、次にその色のものが何だったのかを意識する。

例えば赤色なら、ポストや靴下、回転寿司の看板など、一見関係のなさそうなものが自然に集まります。

カラーバスの良いところは、

”注目する視点をいつもと違うジャンルで絞ると発見の幅が広がることを教えてくれる考具”であるということ。

前編でも言いましたが、アイデアが生まれるうえで大事なことは「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない」という点。

別に色じゃなくてもいいです、「形」や「位置」などでもいいと言います。

まずはアイデアの素を拾い集めること、なるべく広げて。
何がヒントになるかは誰も分からないのですから。


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②聞き耳を立てる

カラーバスは目に飛び込んでくる情報をつかまえるタイプの考具。
次は耳から情報を得るための考具です。

アイデアのヒントを得るために「誰かと話をする」ことを重視している人はたくさんいますが、そのための”時間”を取ることは案外難しかったりします。

そこで聞き耳を立てる、いわば間接的なインタビューです。
#少々億劫になりますかね

始発電車帰りのサラリーマンの話、主婦の立ち話、学生が昨日TVなに見た?という話など。
#TVはもう古いのか

仕事ではよく顧客重視といいますが、実際は顧客の具体的な顔や声を浮かべられることの大切さを忘れてしまいがち。

インタビューなどで生の声を聞ければいいのですが、そうせずとも街にはいろいろな声が溢れているものです。

特に本音話が炸裂するのが居酒屋。
#スナック西野やん

居酒屋さんにいる方々はもろ顧客、というか顧客の大集合状態です。

人の話を聞くことのもう一つの効能は、”他の誰かの生活”をほんの少しですが共有できることにあります。

これらを体験できる機会はそうそうにあるものではありません。”聞き耳を立てる”というほんのわずかな行為から、仕事の成果に繋げましょう。

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③ちょいメモ

ここら辺は前田裕二さんの「メモの魔力」で詳しくおっしゃってるので割愛しますが、

とにかくメモとは、「記録するだけでなく、頭の中にあることを外に出す行為」であり、”なんとなく気になったもの”や、”くだらないもの”でもいいんです。

それがアイデアの引き出しになり、いつかその引き出しを開けられる日が来るかもしれません。
#たかがメモ
#されどメモ

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④七色いんこ

七色いんこって知ってますか?

手塚治虫先生のマンガで、七色いんこ、という代役専門の役者が主人公の物語です。

つまり、この考具は”演じてみる”ということです。

例えば「10歳の子向けの商品」を開発しているとします。
自分の10歳の頃の記憶は...めちゃくちゃ曖昧ですよね。
さてどうするか。。

まずはしゃがんでみること。視点が変わります。
身長も小さいし、手も足も想像するより短いです、手が届くところに商品がありますか? 案内看板の位置や角度はそれで大丈夫ですか?など。

まずは”実際に身体を動かしてみること”が大事だと言います。
#疑似体験
#侮れないですよ
#だれやねん

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⑤フォトリーディング

本と雑誌は情報の宝庫ですよね。しかし全部見ようとするとまあ量が多いこと。

そこで、この考具を使います。
フォトリーディングとは速読のノウハウです。
写真を撮るように本の情報を脳に送り込む速読術です。

まずは読書の目的をしっかり持ち、目的に応じたキーワードを自分の中に持っておく。
そしてフォトリーディングで「自分にと手必要な情報が書かれているページ」を”画像”として取り込む。
そこから高速で斜め読み、拾い読みをして、マインドマップを作る。
#自分の理解を目に見える形にする
最後に拾いきれてない情報を高速でリーディングする。

冒頭から読んでいくだけでは、一度きりしか目を通さないため、実際は全く覚えてないケースが多い。
#確かにそうかも

大事なことは、”何度も目を通すということ”
#2003年の本なので
#今はもっと速読ノウハウがあるのかな


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⑥臨時新聞記者

ある課題を解決しようと思ったときに、どうしても欠かせないのは専門知識ですね。

こればっかりは街をうろうろしたり、聞き耳を立ててもなかなか得られるものではありません。

そこで、新聞記者になるというこの考具。
課題解決のため、現場に行って取材しましょう。

サスペンスドラマなんかでも現場に直行しますよね、あれと同じノリです。
#ノリとは著者さんは言ってません

現場に行き、取材してください。

まず大事なことは、しつこく聞くこと。こんなこと聞いたら恥ずかしいなぁと思うような素人っぽいことも聞く。
得た情報を自分で分かりやすく説明できるレベルまで理解します。

もう一つ大事なことは”分解すること”
#ここでも前田さんの抽象化

物事を分解し、本質を理解すること。
現場に赴き、詳しく話を聞くことで、問題解決や、企画などに説得力が増します。

”例え話”なんかできるようになれば最高ですね。”共感”は相手との共通言語になりますから。

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このままだと長くなってしまうので、以上。

まあこれ読んでいて思ったのは、アイデアは頭の中のものをいくら引っ張り出そうとしても無理なこと。

まずはアイデアの素となる情報を如何にして集め(意識的に)、それを組み合わせるかでしかないこと。

無い頭をいくらこねくり回しても何もならないから行動せぇ!って言われたような気がしました。
#反省
#行動しますー

というわけで今日はこのへんで。
それじゃまたね。

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