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【マスターデュエル】NR限定 後攻ワンキル特化G天威

はじめまして、みのみず と申します。

普段はカジュアル環境でオリジナルデッキを嗜んでおります。以後お見知りおきを。

先日、【GP城下町02】NR限定構築トーナメント という大会に参加させていただき、117人中3位という好成績を残すことができました。本文はその時使ったGボールパーク軸の天威デッキ、通称"G(ゴキブリ)天威”の紹介記事です。

1ヶ月前の大会と現在のレシピの変更点なんかも書いていますので、ぜひ最後までご覧ください(^^)

大会動画はこちら。


1.デッキレシピ

※大会リミットはSRURのみが禁止カード

2.このデッキを使うに至った経緯

今大会は基本的に一本先取で、決勝へ進むには6試合連続で勝たなくてはならないという厳しいトーナメントでした。

当日の環境は「メタルフォーゼ」「真竜」「メガリス」「罠多めのビートダウン」辺りが暴れると予想していたため、そんな相手と真っ向から読み合い混じりのアド稼ぎ合戦してたら、確実に頭がパンクして負けるだろうと。
(何より自分のプレミで負けるのが一番悔しい)

そこで、読み合い要素を極力減らし、"相手のライフを削ること"だけに集中。後攻2ターン目までに決着がつけるよう、展開力とダメージレースに長けた《G・ボールパーク》に目をつけました。

結果、全7試合中3試合で後攻ワンキルしました…

3.回し方&ワンキルルート

基本的な動きは昆虫バニラビートです。

相手のバックはサイクロン》《天威龍ーヴィシュダ、モンスターはゴキポール》《天威龍ーシュターナで処理しつつ、ボールパークを起動してそのまま押し切ります。
(ゴキポールもシュターナも対象を取らないため、《No.97龍影神ドラッグラビオン》なんかも対処できる!)

天威龍ーマニラによるバニラモンスターへの対象耐性や、天幻の龍輪による突然の打点上昇など、相手の意表を突く動きが魅力。

罠は入っていません。殴ることだけ考えましょう。

以下はワンキルルート紹介。

①《G・ボールパーク》+《天幻の龍輪》+天威1

天威1体で拳僧をリンク。拳僧で殴ってボールパークを起動。ブラックが3体出てきた後、拳僧を天幻でスパイラルに変える。
2000×3+2900=8900ダメージ

②《G・ボールパーク》+《ゴキポール》+天威1

天威とゴキポールでウイルスソードマンをリンク。ゴキポールの効果でインセクトをリクルートし相手モンスターを破壊。インセクトで殴ってボールパークを起動しブラック3体リクルート。
2000×3+2300=8300ダメージ

③《ゴキポール》+《天幻の龍輪》+《天威龍ーアシュナ》(もしくは天威2)

ボールパークを使わないワンキルルート。
アシュナとゴキポールでウイルスソードマンをリンク。ゴキポールの効果でブラックをリクルートし相手モンスターを破壊。アシュナの墓地効果で天威をリクルートし拳僧をリンク。全員で殴った後、拳僧を天幻でスパイラルに変える。
1000+2000+2300+2900=8200ダメージ

上記の手札が揃ってなくとも《天威龍ーシュターナ》《楽天禍カルクラグラ》がある場合は、積極的に自爆特攻を仕掛け、むりやり相手の場を開けながらライフを削っていきます。《ライトニング・ボルテックス》や汎用ランク4のおかげで、ダメージレースにさえ持ち込めれば ほぼ負けません

実際の対戦の様子はこちら。

4.その他のカードの採用理由

壊獣&《電子光虫ーコアベージ

このデッキは序盤で攻めきれないとジリ貧になって負けます。なるべく1ターン目からダメージを稼ぎたいところですが厄介なのは相手の守備モンスター。自爆特攻ができないためゴキポールやシュターナが誘発できず、ボールパークを起動できたとしても相手の守備力が高い場合、そのターンにライフを削ることができません。

そこで相手の守備モンスターを安全にどかせ、かつ自爆特攻の的を作れる壊獣を採用。ヴィシュダ、コーディネラル、イムドゥークなどと相性が良く、大会ではかなり活躍してくれました。
似たような理由でコアベージも採用。守備モンスターをデッキバウンスできるため、リバースモンスターやリクルーターへの対処が簡単に。

ダブルバイト・ドラゴン

バトルフェイズにボールパークが除去されてしまった場合、何の耐性もない拳僧が2体棒立ちになってしまうことを危惧して入れた1枚。非常に強力なカードなのですが、実践ではほとんど使わなかったため、現在のレシピでは抜けてしまいました。

5.現在(2022/04/17)のレシピと変更点

OUT
多次元壊獣ラディアン》2、《天威龍ーアシュナ》1、《ダブルバイト・ドラゴン》1
IN
怪粉壊獣ガダーラ》1、《天威龍ーナハタ》1、《楽天禍カルクラグラ》1、《弩級軍貫ーいくら型一番艦》1

打点の異なる壊獣を採用することで、両方引いた場合にボールパークが起動可能に。またいくら型の登場でEXから相手の魔法罠に触れるようになりました。カルクラグラを増やしたことで持久力up。天威の選択肢として詰めに使えるナハタをピン刺ししています。

現状、バックを割る手段としてダブル・サイクロンを検討中。メガリス(NR環境最強)の魔法罠に刺さるかもなので、採用したい方はぜひ。
罠が0枚なので狡猾な落とし穴を1枚入れるのもアリですね。

6.最後に

個人的に初めての大会だったので、好成績を残せたことに非常に満足しています。
考えることが少ない上に後攻ワンキルも簡単なのでおすすめです。
G天威」ぜひ使ってみてください!



7.補足(2022/9/6)

現在(2022/9/6)のレシピはこちら

墓地メタの《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》、効果無効&高打点でドラッグハートアースに強い《パワーコード・トーカー》、セルフブレイクもできる強力罠《狡猾な落とし穴》、その他、新たなランク4を採用。

以下は細かい戦い方について、
とりあえずざっと箇条書きにしてみました。

・《惑星探査車》を召喚するタイミングには注意が必要です。もし《幻影霧剣》《禁じられた聖杯》などで効果を止められた場合、フィールドに効果モンスターが残ってしまうため、天威が展開できなくなってしまいます。まずは天威で展開したのちに探査車を召喚しましょう。
同じような理由で、カルクラグラもここぞという瞬間に(基本的にはカウンターや詰めとして)使うことをお勧めします。場に効果モンスターを残さないようプレイングに気をつけるだけで格段に勝率が上がります。

・《天威龍ーアシュナ》の効果を発動した後は幻竜族しか出せなくなってしまいます。ボールパーク、ゴキポール、カルクラグラが使えなくなってしまうので、それらと併用する場合はメイン2で効果を使いましょう。

・ボールパークは①の効果が注目されがちですが、実は②の効果がめちゃ強いです。忘れないように。

・このデッキ唯一の事故は「惑星探査車やバニラ昆虫を大量に引き込んでしまった時」それを軽減するために、召喚権を争う探査車を1枚抜いて他のカードと入れ替えるのもアリです。

・拳僧は安易にリンクし過ぎると、後半出したい時にEXから枯渇して困ります。次のターンのことも考えつつ、慎重に展開しましょう。

・常にダメージレースを意識しましょう。1ターン目にどうやっても8000削れないのであれば、次ターンで決めれるよう、展開札を温存することも大切です。
(例)
「このターンに6000以上与えておけば、相手が大量展開してきても、返しの《No.82ハートランドラコ》の直接攻撃で勝てるな」
「このターンはアシュナの効果で天威を展開して、次ターンはボールパークで一気に決めよう」

・ヴィシュダのバウンス効果は大事に使いましょう。戦闘効果で破壊されないor高守備力モンスターの除去を基本として、相手のバックを狙う時はそのターン中に決めれる場合や確実にダメージを通したい時だけしましょう。

・NR環境のリンクモンスターは基本的に効果モンスターしか素材にできないので気をつけましょう。コーディネラルはゴキポールを素材にすることでコントロール交換効果が狙いやすいです。

・サイクロンを複数枚引いてる時はチェーンしてまとめて使いましょう。一枚ずつ使うと、1回目に除去したバージェストマ罠が2回目に除去するはずの罠の発動にチェーンして墓地から出てきてしまうからです。

ボールパークに頼らずとも、天威、ゴキポール、カルクラグラがあれば十分戦えます。バニラハイビートを侮ってはいけません。派手な動きをせずとも殴れば勝てるのです。初手が悪くても諦めてはいけません。己のデッキを信じましょう。

あとはNR環境について熟知しておくこと。
よくあるデッキは「メタルフォーゼ」「真竜」「メガリス」「鉄獣」「ファーニマル未界域」「コズモ」「時械神」「マリンセス」「インフェルノイド」etc…
“対象に取れない守備3000ドラッグラビオン&戦闘で破壊されないハートアース”の突破方法はシミュレーションしておきましょう。

このデッキはとにかく色んな戦法を試して使い慣れることが大切です。Gボールパークはダメステに発動する効果なので真竜が効果を使えないなど、回してみないと気づけない強さがあります。


このデッキを使う際は
ぜひこれらのことに注意してみてください^_^

#遊戯王 #遊戯王マスターデュエル #みのみず

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