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徒歩ソロキャンプの道具紹介

はじめまして。ミズメと申します。私は電車・バスを使った徒歩ソロキャンプを趣味にしています。バックパックひとつで身軽に行くキャンプは、車で行くそれとは違った楽しさがあります。多くの品を持っていけないため、道具の厳選やパッキングからキャンプが始まると言っても過言ではありません。

本記事では、私の使っている道具を紹介したいと思います。同じように徒歩ソロキャンプをされている方にとって何かの参考になれば幸いです。

バックパック

バックパックはTRAIL BUMのバマーというUL(ウルトラライト)なバックパックを愛用しています。以前はポケットのたくさんついたミリタリー系のバックパックを使っていたのですが、軽量化を目指してこのバックパックに辿り着きました。このバックパックは約350gと、とにかく軽量。一般的な登山用のバックパックが1.5kg程度だと思いますので、これに変えるだけで1kg以上の軽量化ができます。

寝具関連

マット

マットは2つを併用しています。
ひとつはFREELIGHTのSleeping Pad microgravity。こちらはバックパックの底に外付けします。電車・バスを使った移動時に、幅が広いマットだと改札で邪魔になったりするのですが、このマットは幅が40cmとすごく狭いので、邪魔になりません。
もうひとつは山と道のMinimalist Pad (5mm)。こちらは折りたたんでバックパックの背中側に収納します。
眠る時はMinimalist Padを二つ折りにして肩〜背中、Sleeping Pad microgravityで残りの部分をカバーし、足元はバックパックを置きます。

以前はサーマレストの折りたたみマットを使っていましたが、移動時の快適性を求めてこのような形になりました。薄いマットなので底冷えが心配でしたが、0℃程度までであれば、案外暖かく過ごせます。

寝袋

寝袋はスナグパックの3シーズン用。パッキングする際は付属の袋は使わずに、大きめのビニール袋に適当に放り込みバックパックの底にぎゅうぎゅうに押し込みます。こうすることで、バックパックが自立し、デッドスペースも無くなります。
暖かい時期は軽量なナンガのマウンテンロッジバッグを使います。
どちらの場合も、もし夜が寒い場合はエスケープヴィヴィを重ねることで温度を調整します。

テント関連

テント本体

テントは米軍でも採用されているというライトファイター1という自立型のドームテントをメインで使っています。設営が簡単でそこそこ軽量(約2kg)です。
軽量化だけを目指すなら山岳用テント一択なのですが、見た目がカッコよくて気に入っています。

同じ幕のタンカラーも所有していますがそちらも趣があります。

ペグ

テント付属のペグではなくユニフレームのジュラパワーペグを使っています。以前は重い鍛造ペグを持って行っていましたが、ソロ用のテントやタープの固定程度であれば、こちらで全然十分です。

ペグハンマー

ゴム製のショックレスハンマーを使っています。金属製に比べて比較的軽いのと、ペグを打つ時の音が静かで気に入っています。

グランドシート

グランドシートはGEERTOPのソロ用。以前バンドックのソロドームを使っていた時もこれを使ってました。軽量です。

焚き火関連

焚き火台

焚き火台は説明不要のピコグリルです。いつもバックパックの背中側に忍び込ませています。使い込んで色が変わって行く様も美しいです。これがなかったら徒歩キャンプで焚き火をやろうという発想に至らなかったかもしれません。

焚き火シート

焚き火シートは色々試しましたが、シナノの焚き火シートSOLOという品がジャストサイズです。フェルト生地のものも軽くていいのですが、案外嵩張るのと、水を吸うと重くなる欠点があるので、扱いやすいこちらを使っています。色合いも落ち着いてて自然に溶け込みます。

グローブ

グローブはグリップスワニーのものです。こちらもキャンプを始めてからずっと使い続けているので、いい感じに育ってきていると思います。キャンプが終わってオイルで手入れする時間も楽しいですよ。

火ばさみ

テンマクデザインのトングです。取っ手の革の部分が気に入っています。
以前はテオゴニアの物を使っていましたが、それほど大きな薪をつかむ機会がないので、軽量なこちらを使っています。

火おこしセット

SOTOのスライドガストーチとガスマッチ、火吹き棒、コンビニのライター(に布テープを巻いたもの)、手のひらサイズのノコギリです。
焚き火をしながら火吹き棒で空気を送ったり、炭をいじる時間は本当にリラックスができます。
ライターに巻いた布テープは着火剤に使ったり、補修や固定に使ったりと、いざという時に便利です。
手のひらサイズのノコギリはちょっとした枝や細い薪を切る時に使います。

クッカー関連

クッカー

スノーピークのアルミパーソナルクッカーを使っています。これもキャンプを始めた頃から使っている品です。大小2個セットなのですが、最近はほとんど小さ方しか使っていません。一人分の炊飯(1合くらい)や袋ラーメンにちょうどいいサイズなんです。煤けて黒くなった姿もたまりません。

アルミ鍋

土鍋っぽいアルミ鍋もよく使います。鍋物やおでんが似合いますし、缶詰のカレーなんかを温めてもいいです。見た目の渋さも気に入っているのと、先ほどのスノーピークの小さいクッカーがすっぽりと入るので、持ち運びもしやすいです。

マグカップなど

スタッキングしてクッカーに入れて持って行きます。正直、毎回使わないものもありますが、シンデレラフィットが気持ちいいので持参します。シェラカップも以前は使っていましたが、ハンドルがパッキングの邪魔になることが多かったので、折りたためる品が残った形です。

これが
こうなって
こうなります。

鉄板

お肉を焼く時は鉄板を持って行きます。ヒロシさんのソロ用鉄板「独焼鉄板」を愛用しています。分厚いステーキなんかが本当においしく焼けます。今は品切れが続いているようなので大事に使いたいと思います。
焦げを落とすもんじゃ用のコテは大阪の道具屋筋で買いました。

ケトル

トランギアのステンレスノブケトルです。焚き火の中に放り込んでガシガシ使っています。煤で黒くなって行く姿が本当に美しく、お気に入りの品です。
お湯を沸かすだけであればクッカーやマグカップで事足りるのですが、このケトルを焚き火にかけるのが好きなので、毎回持って行きます。

ナイフ関連

ナイフ(メイン)

スペインのナイフメーカーJokerのエンバーというフルタングナイフです。バトニングから料理まで基本的にはこれ1本でやっています。キャンプを始めた頃は定番のモーラナイフを使っていたのですが、慣れてきた頃に奮発して購入しました。ハンドルやシースが経年劣化で手に馴染んでくるのが良いです。

ナイフ(サブ)

最近買ったウクライナ製のフルタングナイフです。刃が薄いのでバトニングには使いませんが、それほど大きくなく取り回しがし易いのでフェザースティック作りなど軽作業に使います。

小刀

ちょっとしたもの(タレの小袋など)を切る時用に肥後守も携帯しています。

その他

テーブル

SOTOフィールドホッパーです。バックパックのサイドポケットに収納できます。もっと軽量なテーブルも持っていますが、安定性とワンタッチで使える手軽さで選びました。

チェア

ヘリノックスのグラウンドチェアです。持っていかないこともありますが、あると快適です。

LEDライト

定番のスノーピークのたねほおずきと、他何種類かを持って行きます。万が一故障した時に困るので常に複数持って行くことを心がけています。

カトラリー

箸はベルモントの分割できるものを使っています。
フォーク、スプーンはミリタリーショップで購入した米軍払い下げ品です。

水筒

ナルゲンのプラスチックのものです。見た目が渋いのと、非常に丈夫です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。実際はこれらの道具の中から、その日のキャンプに合わせて持って行く品を選び、着替えなどを合わせて10kg前後でパッキングすることが多いです。

徒歩キャンプなので軽量さももちろん重要ですが、気に入った品、次も使いたいなと思える品が自然と残っている形です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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