てぃくる 727 ふくれっ面
「ふくれっ面だな。何か面白くないことでもあったのか?」
「面白いことがあったら教えてほしいね」
「じゃあ、年中ふくれっ面か」
「しゃあないだろ。これが地顔なんだから」
あは。別に機嫌が悪いというわけではないようです。
シラキの未熟果。葉がきれいに紅葉する頃には、果実も乾いて裂け、中からうずら柄の種子が転がり出ます。種子にはたっぷり油が含まれているので、かつてはシラキ油として灯火用に使われていたようです。今は鳥の餌になるくらいですかね。
あまり木が大きくならず、非常に鮮やかな紅葉が見られるので、庭園樹としてもっと人気が出てもいいと思うんですけどね。
福の手と皺の手に乗る秋果かな
(2020-10-21)
石油が枯渇したら、シラキのタネを絞って使いましょう。
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