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2回目のクリエイターEXPO出展のはなし


クリエイターEXPO
2022
629日〜71日 
東京ビッグサイト

クリエイターEXPOとは・・・
さまざまなジャンル(イラスト、映像、音楽、書道、デザイン、写真など10個のゾーンに分かれている)
のクリエイターが出展する商談会です。

このnoteは、来年も出展する記憶力のない自分への記録としてのメモです。
今回で2回目の出展なのですが去年の記憶がなさすぎて今年ばたばたしたので!!
なので出展を考えている方へのなんの参考にもならん記事ですが、よければお付き合いくださいませ。


【持ってったもの!】

タペストリー

タペストリー
去年と同じサイズで。特にキャッチコピーなども入れていません。どういった意図でこの絵を描いたかは後述。
ポートフォリオの見開きページに「ノスタルジックで柔らかなイラストレーション」というコピーを入れたのだけれど、これを入れても良かった。デザフェスなどで使いまわししたくて、どちらでも使えるような絵を描こうと思ったんです。
もう少しキャッチ―な絵でもよかったかなあと思ってて。2案あって2案目が下図(見開きページ)なんですが、こっちがメインイラストでもよかったと思いました。強み(魚のイラスト)を伝えやすいかなあと。こっちに全振りしてもよかったかも。来年はお魚いっぱい描くかもしれない。
(ただし魚のイラストがお客様に需要あるのかはいまだに謎。動物は描けますか?海の魚は描けますか?などはお聞きいただきました、描けます。)

配布用ポートフォリオ
見開きページ
オリジナル雑貨紹介ページ
お魚イラスト紹介ページ

配布用ポートフォリオ(A5サイズ/20P
今回は「イラストレーションを見せる」がテーマでした。前回は自身がグラフィックデザイナーでもあることから、お仕事を想定したポスターやCDジャケット等を入れたんです。今回は自分はイラストレーターとしてお仕事をしたい。ということで、イラストを見てもらえるように作品実例を絞りました。
・カットイラスト(カラー、線画、モノクロ)
・オリジナル雑貨
・過去のお仕事(パッケージ・パンフレットの表紙等のイラスト)
にわけて入れました。
サイズは(自分が)持ち歩きやすいのと、封筒に入れて送りやすいから。
見せたい作品によってサイズを決めるのがいいと思います。(大きく見てもらった方が映える作品が多い場合はB5~A4くらいがいいかもしれない)
私は今回カットイラストが多く、ページ数も多いので小さめの冊子にしました。反省点としては今回のような要素の多いイラストを表紙にするときはA5じゃ小さいかなあ。ってとこ。

お魚いっぱい名刺

名刺
お話をして下さる方、商談して下さった方へ交換用の名刺を持っていきました。50名程の方とお名刺交換させていただきました。あ、名刺入れを持っていくべき!名刺交換しましょうという気持ちが伝わると思います。
と、先輩イラストレーターさんに教えていただきました。

サンプルがフィーバーする卓上の図

ポートフォリオ(A4ファイル/40P
商談する際にお見せするポートフォリオ。配布用には入りきらなかった作品や、大きく見せたいものなど。私は一枚絵やパターンイラストなど、項目に分けて入れました。

パネルたち(手切り)

パネル
もろもろのパネル。見やすく大きく太字だいじ。
みんな歩きながら見るもんね。

●S字フック/ゼムクリップ/冊子スタンドなどの什器
タペストリーやらサンプルやらに要るよ

名刺ファイル
名刺のファイリング用に要るよ

ふせん
お客さんとお話しした内容を書いて名刺に貼るよ

ガムテープ
荷物を送り返すときに要るよ

カッター・はさみ
荷物の封を切るときに要るよ

貼ってはがせる両面テープ
タペストリーが風でなびくから貼ったよ


3段の可愛い棚だけれど下二段は歩く人の視線には映らないので、冊子用什器を導入してもいいかもだよ

サンプル
オリジナル雑貨メインになりすぎないよう、お仕事のサンプルも混ぜつつ、ごちゃごちゃ置きすぎず(反省)

卓上の布
タペストリーに合う色・柄選びをするならあってもいいと思うよ

ペン
ふせんに書くときに要るよ

こんなものでしょうか、忘れ物をしても近くに100均がございますのでどうにかなる物もあります。ありがたいですね。東京はすごい。


設営前。輝くペットシーツの段ボール

【設営のこと!】

前日搬入しました。奈良から東京へ新幹線で、東京ビックサイトに着いたのは15時半くらいかな?冊子は印刷所から直接送ってもらいました。
その他(タペストリーや棚、サンプル)は自宅から送りました。全て置き配していただいていました。ありがたい!
会場が暑くて1,2回召されかけましたが経口補水液で生き返りながら設営しました。東京は節電の呼びかけがあったものね・・・。
設営は1時間ちょっとで完了。デザフェスの設営に比べたらかわいいものですね。


【感想!】

  • 暑かった

  • 暑いとお客さんもマスクで話すのがなかなかつらかったろうと思う、広い会場を歩くのもなかなかつらかったろうと思った。

  • 自分の強みや、イラストの説明をするだけの言葉は持っておくべきだと思った。冊子を見てくれている間・立ち止まってくれている間に話しかける一言を考えておきたい。

  • イラストレーターとして、どういう働きができるか、自分の描く絵はどういう分野で役立つのか、というお仕事の視点がもっと必要だと思った。

  • 途中食べに行ったりする心の余裕大切。座ってお水を飲むのも大切。

  • 動画やwebデザインのお仕事をされている方が多かったように思えます。自分自身も触れたことのないお仕事への知識も増やしておくべきだと思ったし、もっとイラストレーションがどのような場所で使われているかを見るべきだと思った。

  • もう少し紙媒体(グラフィックデザイン)・テキスタイルのお仕事をされている方とつながりを持てたらなあと思った。

  • ポケットのある服着よう(名刺入れが取り出しやすい)

  • 服も卓上の布も、タペストリーとトーンや色を合わせると綺麗に見えるはず。

  • クリエイターさんにあまりお声がけできなかったので、もう少しご挨拶に伺いたかったです。

  • 「かわいい」はあまり自分の中でテーマにしていなくて、知らず知らずかわいいに寄ってしまいがちなので、もう少しフラットな絵に寄せたい。

  • 3日ご飯を一緒に食べてくれたクリエイターの皆さま、ホテルに一緒に泊まってくれたお友達にも深く感謝です。楽しく勉強になる3日間でした。

  • これはクリエポと少し関係のないことだけれど「音楽とかかわるお仕事がしたい」「お魚とかかわるお仕事がしたい」が夢でして、これを実現させるためにはもっとこのお仕事について知る必要があるし、自分から営業などに動く必要もあると思う。あと絵の魅力をもっと輝かせたいって思った。今回のクリエポに出て。やっぱり展示をしたいなあと思いました。もっと自分の絵を知りたいよ。

【メインビジュアルのこと!】

水草堂蚤の市

『水草堂蚤の市』をテーマにして描きました。水草堂グッズやお仕事がちらばっています。作品を見てくださる皆様、共にお仕事をしてくださる皆様に、これからも懐かしさや安心をお届けしたいという思いを込めました。
蚤の市をテーマに、メインビジュアルにしたかったのは、「掘り出しものを見つけた時のわくわくや、何かを思い出すような懐かしさ」をお届けしたい!!という思いでした。

 あと木溪そ「のみの市」にかけてます。
(駄洒落)(台無し)


【これからのこと!】

この2022年5〜7月で、
①絵描きの自分(グループ展を経て)
②雑貨作家の自分(デザフェスを経て)
③イラストレーターの自分(クリエポを経て)
と向き合うことになったけれど、どれもまだまだしっくりこなくて、正直あせる部分もあるのね。けれどまだ始まったばかりでしょうとも思う。7/1で水草堂も4周年を迎えました。まだまだ踏ん張りどき...!!


あの猛暑の中でブースに立ち寄ってくださった方には感謝しかないです。クリエイターさんたちも、ご挨拶いただいたりお菓子くださったり、本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
ほんっと~~にあまりにもみなさんの絵が素敵すぎて眩しくてぶっ倒れそうになった!!!もはや私が絵を描かなくても???などと(卑屈)思ったりもしました。(良い勉強になりました・・・パンフレット交換して下さった方にも感謝いたします。)

けれど、
奈良県で生活しているイラストレーターが描く絵というものに、少しずつ好きになれる部分があって。
田舎の、空間に余白のある感じ、やわらかさ、郷愁感。
鋭くカッコ良いレトロは描けないけれど、どこか見たような…安心できて少し切ない郷愁は描けるんじゃないか、と思えてきて。
そんなところを磨いて削って足してとがらせていけたらいいなと思っています。

毎日が当たり前に続くわけではないから、1日ずつできるだけ大事に生きていけたらと思います。がんばる。
そして、良いご縁がありますように!
これからも、よろしくお願いします。

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