a-blog cmsのメルマガ配信で気をつけること

a-blog cms Advent Calendar 2023 の16日目の記事です。

a-blog cmsには標準でメールマガジン(テキストメールだけでなくHTMLメールも!)を配信する機能が備わっています。
このメールマガジン機能を活用してのメールマガジン配信は、効果的な顧客コミュニケーションを構築する手段となります。

そこで今回は、弊社のクライアントワークを通じて実際の経験から学んだ「a-blog cmsにおけるメールマガジン機能」のポイントを、これからメールマガジン配信を検討している方に向けてご紹介します。


メールマガジンの送信対象は無制限

a-blog cmsのメールマガジン機能では、送信対象はブログに設定された読者権限以上をもつユーザーです。公式ドキュメントに明記されている通り、「読者権限のユーザーは、ライセンスのユーザー数に含まれません」。この特典により、どのライセンスでも無制限の送信対象となり、柔軟なメールマガジンの活用が可能です。

さらに、ブログに設定された読者の設定の中で「特定のユーザーにはメルマガを配信しない」といった配信の制御が可能です。特別な理由で配信したく無いユーザーがいたり、配信停止を受け付けた場合に、配信しないという選択が可能です。

配信形式はHTML形式、テキスト形式両方で可能

メールマガジンはテキスト形式だけでなく、 HTML特に形式での配信も可能です。特にHTML形式は、テキスト形式に比べて豊富な表現力を提供します。魅力的で視覚的なコンテンツをa-blog cmsのエントリーとして作成できるため、画像、リンク、スタイリングの自由度を高められます。ブランドイメージの構築や情報の効果的な伝達が可能です。

既存のコンテンツ配信を活用できる

a-blog cmsのメールマガジン機能は、エントリーをそのままメールマガジンの内容として配信できます。すでにWebサイトで何らかのコンテンツ配信を行なっている場合、メールマガジンを配信するためだけに別途システムを立ち上げる必要がないので、大幅に運用の負担、コストが軽減されます。

メールマガジンとして配信したコンテンツをウェブに展開しやすい

a-blog cmsにはエントリーを複製する機能が標準で備わっています。また、エントリーはブログ間を自由に移動させることも可能です。つまり、メールマガジン用に作成したコンテンツを別ブログに展開し、Webサイトの一部として再利用することが可能です。
弊社では、メールマガジンで配信したコンテンツを、ウェブの窓口という自社メディアに複製移動し、メールマガジン読者以外にも情報が行き渡るよう、メールマガジン→ウェブへのコンテンツを展開しています。

できるといいなと思ったこと

以下の項目は、a-blog cmsのメールマガジン機能には備わっていないません。今後、標準で実装されていると嬉しいなと期待しつつ、自分自身でも実装できないか検討しています。

  • 開封率の測定

  • 送信対象をグループ化できる機能

  • 配信予約

これらのポイントを押さえつつ、a-blog cmsを活用してメールマガジンを配信すれば、より効果的でクオリティの高いコミュニケーションが可能となります。新しいプロジェクトにおいて、是非参考にしてみてください。

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