webサイト分析 -インユース MOONSTAR-
MOONSTAR のブランドサイト [インユース]
ブランド [In Use]について
In Use は「"使うことを考える"」をコピーとし、
使い心地がいいものを長く使う。
佇まいを楽しむ。
人とつながる。
を起点にムーンスターのものづくりやその周辺にある価値観を
丁寧に共有し、"使うこと"について考えていく場所です。
プロダクト [インユース]について
In Useが手がける靴が、「インユース」です。
「インユース」は、使う人のための工夫が詰まった普段靴です。
"舞台の上で役者を助ける黒衣(くろご)のように、日常に溶け込みながら、
みなさんの快適な暮らしを支え、後押ししていく"
ことをコンセプトとしています。
小さいお子さんから大人まで使用でき、さらには通勤時・ランニング時・普段使いなど様々なシーンで使用できるよう、形や機能、素材を変えた靴を11種類販売しています。
どんな年齢でも・どんな時でも
不自由なく快適に使える様に機能性、デザイン性ともに考え抜かれている商品です。
サイト分析
アニメーションとサウンドうまく使いながら
シンプルかつ丁寧に商品の特徴や魅力を伝えるサイトとなっています。
▽ターゲット
靴を履く全ての人 と言いたいところですが実際は、
「ものづくりに関心があり、使うものにこだわりを持っている人」
がターゲットだと考えます。
サイトのターゲットである年齢層は、 サイトのトーンやプロダクトの見せ方などを見ると20〜40代だと想定されます。
▽目的・コンセプト
商品の特性を知り自分に必要な靴だと共感させ、購入を促すため
だと考えます。
あなたの生活に寄り添い日常に自然にある靴
であることが伝わる様設計されています。
▽トーン
使う人のために丁寧につくられた靴であることが、サイト全体で表現されています。
映像:
鉛筆で書いたような柔らかく細い線は、緩やかな時の流れを感じさせ、
イラストですが実際の動きのような錯覚をさせます。アニメーション:
ふわっとでてくるでてくるアニメーションは、細部までの丁寧な仕事ぶりを想起させます。色合い:
白と黒と淡いベージュ(#eae8d5)の3色を使用。
プロダクトのブラック/エクリュの色に合わせていることもありますが、
「人のために」というキーワードの元、柔らかさや温もりを重視しているのではないかと考えます。
▽ポイント
構成:
シンプルではありますが、言葉とアニメーションがセクションごとに端的に伝わる様構成されています。
また、購入を強く押し出していないことや、
「大切」「支える」「後押し」「だれもが」
など商品のコンセプトに沿った言葉が随所に使われており、
丁寧なコミュニケーションをとっていると感じます。
イラスト:
なぜプロダクトリストもイラストで構成しているのでしょうか?
おそらくプロダクト自体はシンプルで日常に馴染むように作られているので見た目だけでは大きな特徴がないからだと考えます。
あえてイラストで抽象的に表現することで各製品の違いを際立たせ、
また実際の写真ほど情報を与えすぎないことで、
パッと見では伝わらない情報を文字で感じてもらう工夫だと推測されます。
UI/UXの観点も考慮されつつも、ブランドやプロダクトのコンセプトを言葉や表現に徹底的に落とし込まれたサイトだと感じました。
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2022.12.09
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