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オンライン栄養指導のためのお酒カロリーまとめ

栄養指導をしていると「太らないお酒の種類は?量は?」なんて聞かれることがあります。私はお酒が飲めないので「それって何だっけ?」となることもしばしばです。白米やよく使う食材のカロリーはなんとなく分かっても、お酒のカロリー全くわかりません。
今回はよく聞かれるお酒とそのカロリーをまとめてみました。
〇ビール(1缶:354g): 糖質10.97g/142kcal
(ロング缶1本500ml:203kcal)
〇酎ハイ(1缶:350g): 糖質9.8g/182kcal
〇焼酎(1合:172g): 糖質0g/354kcal
(グラス1/2杯100ml:206kcal)
〇日本酒(1合:180ml):糖質8.82g/196kcal
〇赤ワイン(1杯:80g): 糖質1.2g/58kcal
〇白ワイン(1杯:80g): 糖質1.6g/58kcal
(グラス2杯200ml:145kcal)
〇レモンサワー(1杯250ml:焼酎50ml):75kcal
〇発泡酒(1缶:354g): 糖質12.74g/159kcal
〇梅酒(1杯:83g): 糖質17.18g/129kcal
〇ウィスキー(ダブル:58ml):糖質0g/142kcal
〇ホッピー(1本:330ml):糖質1.4g/36kcal
〇カシスオレンジ(1杯:180ml):糖質35.1g/182kcal
〇オレンジフィズ(1杯:180ml):糖質7.7g/148kcal
〇カシスウーロン(1杯:180ml):糖質21.3g/127kcal
〇カシスソーダ(1杯:180kcal):糖質21.3g/127kcal
〇カルーアミルク(1杯:130ml):糖質20.9g/181kcal
〇カンパリオレンジ(1杯:180ml):糖質30.4g/185kcal

【お酒の目安量】

基本的には1杯(本)、休肝日をつくると良いでしょう。また、出来るだけ甘い物を避けること、寝酒を避けることも併せて指導してくださいね。

指導の内容はこちらを参考


〇ビール:ロング缶1本
〇日本酒:1合(180ml)
〇ウイスキー:ダブル1杯(60ml)
〇焼酎25度:グラス1/2杯(100ml)
〇ワイン:グラス2杯(200ml)
〇酎ハイ:缶1本


【飲酒指導のしかた】

これは私のやり方で、対象者さんの性格、生活改善の意欲によってアプローチ方法は変わってくると思います。あくまでも参考まで、指導方法をまとめてみました。
1、お酒のデメリットを話す:
―年齢とともに代謝が落ちてるので、昔よりも量を減らす必要があること
―肝機能が悪い人は、検査値の改善のため
2、飲み方の指導:
―休肝日を設けること
―目安になる量
3、対象者の希望を聞く:
―お酒の量を減らす希望はあるか?
―どれくらいなら減らせそうか?(1回量を減らすor週〇回の回数制限)
良いことではないのですが、日頃のストレスから、お酒が1日の楽しみになっている人もいます。あくまでも、本人の意思で減らすことが大切です。たとえ本人にメリットのあることでも、本人の希望がなければ減酒する可能性が低くなります。本人に決めてもらうことを意識して、指導してみてくださいね。
4、減酒の方法をいっしょに考える
お酒を減らす方法はいくつかあると思います。ここでは、わたしが出会った対象者さんの減酒方法を紹介します。


―お酒をやめて炭酸水(無糖)にする
お酒ののど越しが好き(ビールなど)という人向け。アルコールの摂取が目的ではないこともあります。


―お酒の量を減らして、多めの水・炭酸水(無糖)で割る
飲む量が重要な人向け。味が薄くなってしまうので好みはありますが、十分な量を飲んでいるという実感が得られます。


―ノンアルコール酎ハイを代わりに飲む
お酒を飲んでいる気分が味わえることが重要という人向け。お酒っぽいもので気分を味わうことが出来ます。
ただし注意したいのは…
「糖質0の酎ハイは低カロリーではないこと!!」
結局アルコールが含まれているものは、それなりのカロリーを摂取してしまいます。ゼロという言葉に惑わされないように注意しましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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