詩 狡猾で見栄っ張りな メス猿
悪さばかりして 都会に住めなくなった 猿
他の猿の餌を横取りして 食べているから
大きな身体になった
メスなのに
メス猿なのに オス猿より 大きい
大きくて 目立つから 田舎の山奥へ 逃げた
だけど 田舎暮らしが合わない 猿
木の実しかない 田舎だから
都会では ご馳走を食べていた 猿
優しい 羊や うさぎを 騙して
また 都会で暮らしたいなぁ
病気だって嘘ついて 優しいキリンから 餌を騙し取った
自分で餌をとりに行くのが面倒な 猿
また 優しいキリンに 餌をもらった
キリンが お昼寝してる間に
キリンの餌を 全部食べた
目覚めたキリンは 驚いた
ここにあった餌は どこに行ったの?
狡い猿は
ここに餌なんかなかったよ 最初っから
と 嘘をついた 吐き捨てるように
猿は ずっと嘘を いい続けて
他の 動物の 餌を 横取り していた
神様の 逆鱗に触れた 猿
田舎にも居られなくなって
逃げた
そこは
もう 一生 ここで暮らすしかない 猿
優しい キリン 羊 うさぎの餌を
横取りしてた 罰
誰も 猿に 同情しなかった
都会も田舎も 平和になった
子猿は メス猿の真似を し始めた
仕事を 転々とする
親猿と そっくり
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