名画『モナ・リザ』に“神の子羊”と“天使の翼”を見た経緯と考察 #23
#23 イエス・キリストの名前が描かれているのかも?
『モナ・リザ』に関して最近読んだ本の中に、“イタリア(主にフィレンツェ)を中心にギリシア語古典の研究が盛んになり、ルネサンスが開花した。”と記載されていました(日本文教出版「モナ・リザの教科書」渡邊晃一著)。
なぜこのようなことを急に言い出すのかというと、『モナ・リザ』の顔の横に何等かの文字が描かれているような気がするのです(図105及び図106参照)。
イエス・キリストが描かれている顔の横には、特に“X”の文字が際立ってみえます。調べてみると、イエス・キリストを古代ギリシア語で書くと“Ίησοῦς Χριστός”となるのだそうです(ウイキペディアの「イエス・キリスト」参照)。つまり、キリストを示す“Χριστός”が記されているような気がするのです。言語学に詳しくないため、これ以上何も言うことはできませんが、仮にイエス・キリストを示す古代ギリシア語が描かれているとすれば、聖母マリアが描かれている顔の横にも、もしかしたら聖母マリアを示す古代ギリシア語が描かれているかもしれません(図107参照)。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?