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大原美術館の特別展に行く予定の人へ

大原美術館入り口の画像

大原美術館では、特別展「異文化は共鳴するのか?大原コレクションでひらく近代への扉」が2024年9月23日(月)まで開催されています。

「駅からどのルートで行こう?」
「鑑賞時間はどれくらいかかりそう?」
「まだまだ猛暑が続くけど、館内で水分補給できる場所はある?」

これらの情報が事前にわかっているとスケジュールを立てやすいのではないでしょうか。この記事では、実際に訪れた体験をもとに、役に立ちそうな情報をまとめています

※2024年8月に私が訪れた際の体験をもとにしたな内容です。現在の状況とは異なる可能性もありますので、ご了承ください。



開館日や開館時間、入館料などの詳細は公式サイトをご覧ください。



特別展の内容に興味がある方はこちらの記事をぜひご覧ください。



大原家旧別宅有隣荘の前から見た大原美術館。
手前は児島虎次郎がデザインした今橋。

大原美術館ってどこにあるの?

岡山県倉敷市の美観地区内にあります。
JR倉敷駅から徒歩約15分。

迷子になりやすい人におすすめルート
倉敷中央通りから美観地区入口に入るルートが1番わかりやすいです。
倉敷駅南口を出たら目の前に見える大きな道路の左側を突き進みましょう。しばらくしたら「美観地区入口」が見えてきます。左に曲がって道なりに進めば大原美術館に到着します。

大原美術館ゆかりの地を通って行きたい人におすすめルート
倉敷えびす通商店街&倉敷えびす商店街のルートもおすすめ。
倉敷駅南口を出たあと、商店街の入口を見つけられるか不安な方もいらっしゃる思います。でも、安心してください。商店街の入口に「美観地区ちかみち」と大きく書いてあります。
旧大原家住宅と大原家旧別宅の間を通り、児島虎次郎がデザインした橋を渡って美術館へ。雨の日もこのルートなら傘いらずで美観地区まで行けます。

特別展の鑑賞にかかる時間は?

スケジュールを立てる際に気になるのは、どれくらい鑑賞に時間がかかるかですよね。参考までに、私がかかった時間をお伝えします。

1巡目は約2時間半
全ての解説をじっくり読み、展示の区切りごとに水分補給エリアに移動し休憩を取りつつ鑑賞しました。

2巡目は約1時間
音声解説(59分41秒)を聴きながらの鑑賞です。ただし、移動中に音声を止めるので、実際はプラス5分くらいかかることを見込んでおくといいでしょう。なお、音声解説があるのは一部の作品のみ。解説されている作品のみを鑑賞して約1時間です。解説されてない作品も鑑賞するなら、もっと時間がかかります。

時間がなくて工芸館・東洋館に行けなかった!

私は13時半に入館して、本館の特別展を鑑賞し終えたのは閉館時間の17時でした。そのため、その日は工芸館・東洋館には入れませんでした。しかし、工芸館・東洋館の入館料が無駄になるわけではありません。チケットに入館スタンプが押されていなければ追加料金なしで後日入館できます。期限はなく、次回の倉敷訪問時でもOKです。

このシルバーウィークに工芸館・東洋館に行く前に知っておくと役に立ちそうな情報をこちらの記事にまとめたので、よろしければご覧ください。


入館前に水分補給の準備を!

館内には水分補給エリアが1箇所だけありますが、自販機は見当たりませんでした。館内は涼しいですが、水分補給のため水筒やペットボトルを持参しておくと安心です。美術館の敷地内(屋外)には自販機がありますので、そちらで購入することも可能です。

イヤホンを持参しよう!

スマートフォンで音声プラットフォーム「Voicy」にアクセスすると、特別展の音声解説を聞くことができます。イヤホンを持参して館内のWi-Fiを利用すれば、無料でサービスを利用できます。  
私が現地で確認できた音声解説の専用QRコードが掲示場所は、入場券売場と本館2階の水分補給エリアのみ。大きく掲示されているわけではないので、見つけにくいかもしれません。見つけられないようでしたら、特別展の公式サイトからアクセスすることをおすすめします。

モネのアトリエの睡蓮も見逃せない!

モネの《睡蓮》の絵画を所蔵している美術館は世界にも日本にも数多くありますが、リアル睡蓮が見られる美術館は数少ないのではないでしょうか。
大原美術館の工芸館横の池には、モネのアトリエから株分けされた睡蓮があります。5月中旬から10月中旬にかけて咲いているので、この時期に大原美術館を訪れる方は、ぜひご覧ください。
ちなみに、モネの睡蓮は大原美術館だけでなく、アイビースクエアや倉敷中央病院といった大原家ゆかりの施設にもあります。

シルバーウィークは大原美術館へ!

9月のシルバーウィークの予定がすでに決まっている方も多いと思いますが、大原美術館の特別展は9月23日までなので、ぜひ時間を作って行ってみてください。大原美術館は美観地区内にあるので、観光も楽しめるのが魅力です。
このシルバーウィークは、心に残るひとときを大原美術館と倉敷美観地区で過ごしてみてはいかがでしょうか。


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