役者のはしくれ雑記

人の感情についてのエントリーを読んで、
私も色々と刺激を受けた。

情動があり(最近結構熱いワード)感情が生まれ、
人は行動をする。

人は何故言葉を発するのか。
その人物がその言葉を発するに至った流れ。
一言一言の背景にどれだけのものが想像できるか。

人の行動の要因はどんな事でも必ず複合的で、
単純に一つの因果関係で語ることは出来ない。
そう感じられるものはトリガーになった、というだけだったりする。
それがトリガーとなってしまった理由がある。
それもまた複合的な背景によるものである。

そもそも他人になど絶対になれはしないのに、
それを表現する事に挑んでしまうのは何故だろうか。
結局、人間への興味なんだろう。

情動があって、感情が生まれる。
脳が常に行っていることは、意識的+非意識的な思考の
並列作業で、おもに「予測」をしている。
意識とは、目的に対する行動の予定を常に立てようとする働きだと、認識している。
そうなると、AIには「意識」レベルのものって存在する気がする。
きっと生まれるか否か、と言われているのは人格なんだろう。
とはいえ、脳に電気信号が走ってるだけで、
すべての人が別人格になる理由はまだまだ不明なようだ。
果てしない研究の、その、一端の、枝葉のさきっぽに、役者っているのかなぁ。

結局どの位、想像を働かせる事が出来るのか、
その想像力を駆使するだけの底力は日々の情報収集にかかっているんだろう。