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トム・マクマートリー

ロバート・ベイリー
ザ・プロフェッサーシリーズ、全四作を読了。
トム、寂しいよ会いたいなぁまた、おやっさん。
何か話してほしい。

次の巻はもう無い、そのことの寂しさが今は重い。
トムロスだよ。
リックがまだまだ若いじゃないか。

それも割と危なっかしい方向に。
リー・ロイが寂しがってるだろう。

なんだか色々脳裏をよぎっていく。
あんな人こんな人。
ザ・プロフェッサーシリーズは法廷モノとして
頭脳戦を繰り広げて行く中、
あくまで法廷に法律で挑む面々の姿勢が体育会系。
その熱き血潮、まさにアスリート。

色々な人物の相関関係を丁寧に、強く、優しく
時に危険に、この上もなく皮肉に紡いでいった。
この全四作を通して、エンタメを堪能しきった。

人は強く弱く。

優しく、残忍だ。

読了してしまった満足感と、達成感。そして喪失感。
トム・マクマートリーの人生と
あきらめない心に。感謝と、祈りを。

トムの愛する人達に幸あれ。