役者のはしくれ雑記2

演ずる、芝居をする。
何かを伝える。

私は曖昧な言葉がとてもイヤである。

イケボとか(笑)

良い声であるという事は、どういうことか、
自分なりに論理的に説明できるようにならないといかん。
役者である以上、言葉であると考える。
言葉に対していい加減な態度でいてはいけないと思うのだ。

❍❍声、なる言葉も散見するが、あれもまったくナニも伝わってこず、
その❍❍にある属性を持った人間は、全員同じ声をしているのか?
ならばその言葉は成立するだろうけど、
くらいに面倒くさく私は考えてしまうのだ。
たぶん、その言葉を発する人の脳内に、すでにある「理想的なその声」
という、どうにも解りようが無いモノなのだ、あれは。
何処の誰の声なのだそれは。
全く理解出来ない…
ナニを伝えようとしてその言葉を使うのか、
それは言葉を使って何かを伝えようとする立場として、
本当に真摯に向き合うべき所なのだと最近、改めて思ったりしている。

自分なりにしっかりと説明できる言葉を使わねば、
他人にナニが伝わるというのかという単純な話。

役者は面倒くさいな(自嘲