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功刀 未瑞規
2021年12月21日 17:47
ザ・プロフェッサー (小学館文庫)ロバート・ベイリーが、非常に面白く、続編も買って読むことにした。もともとリーガル物は好物で、この作品も法廷モノとして面白そうだなという気がして手に取った。開廷までのドラマ、人間描写。開廷してからの攻防。エンタメとしてスリラー要素も刺激的で、法律モノでありながら体育会系の熱さを持った傑作だった。ドキドキハラハラムナクソ熱血リーガルスポーツマン小説
2021年12月19日 19:00
今年のエンタメ個人的優勝は…やはりパブリックシアターで観劇した、こまつ座さんの「雨」圧巻の芝居でした。役者は言葉。役の言葉。言葉はアイデンティティーであると痛感する時間だった。普段、発話・会話はあまりに無意識にしているが故に忘れる。時々、「言葉というものに漫然と向き合っててはいかん」等と考える事はあるものの、やはり日常においては忘れる。冗談で口にすることは多少あるかもしれないが…
2021年12月16日 19:15
今年は「三体」を読了したのが感慨深い。まさかあんな所まで連れて行かれるとは。そして、焼き付くような光景を見せられた。文章なのに。恐ろしい。半ばトラウマのような痺れ。ノンフィクションで面白かったのは、新薬の狩人たち 成功率0.1%の探求 (早川書房)改めて向き合い直す気持ちで読んだのがスタニスラフスキーへの道―システムの読み方と用語99の謎寒くなってから読んだ話題の一冊
2021年12月15日 21:06
時々、前に暮らしていた家が夢に出てくる。間取りも部屋も大体記憶にある通りだ。いつもあまり片付いてはいない。あちこちダメージが見受けられる。そもそもそんなにイイ思い出が詰まってる場所でもないからああ、懐かしいなぁなんてほんわかした感慨もない。そういえばいつだったかストリートビューで通った中学や高校あたりの景色を見て回ったついでに、ちょうどその家があった所にも行ってみたけれどだいぶ様
2021年12月11日 16:19
何度か同じ場所に通う機会があった。たいがい、出かける時は目的地に早着する。早着してから時間を潰す。カフェさえあればこっちのものだ。見当たらない場所だったりすると途方に暮れる。今回は目的の場所付近にドトールがあり、一時間はそこで本を読みながらカプチーノを飲んだ。6回ほど似たような時間に立ち寄ったが、毎回そこでコーヒーを飲んでいる爺さんがいた。特に何が特徴的な…という事もなかったのだ