見出し画像

我慢しきれずに生材を乾燥庫に入れちゃいました。

こん先日仕入れた未乾燥のクリの薄材、すでに乾燥庫に入れています。

人工乾燥をする前に半年から1年くらい天然乾燥をさせるのが木材乾燥のセオリーです。

ですが、ソリウッドの木材乾燥庫は温度も低く、急激に乾燥させるわけではないので、ズブズブに濡れた生材でもそう大きく割れたり、反ったりはしないのではないかと思っています。

なので、実験の意味合いも含めてもう乾燥庫に入れてしまいました。


上は重しの役目をになったヤマザクラの板です。

低音で乾燥させるわけですが、やはりいきなり温度が高いところに入れると悪影響がありそうです。なので、初めは設定温度を低くしています。

乾燥庫に入れる前の含水率はこんな感じでした。

画像2


現状は、

画像1

同じ箇所での計測ではないのですが、含水率はだいぶ下がってきています。もう20%台になっている箇所もあります。
パッと見た感じでは大きな割れは入っていない模様です。表面には蒸発した水分でついた?シミができ始めています。

このまま綺麗な状態で乾燥が進んでくれればいいのですが……

理論的には含水率が30%を切ってくると割れが生じてきます。実際はそれ以上の含水率でも割れは発生すると思いますが。なので、割れが出てくるのはこれからですね。

さて、どうなるのか。

楽しみです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?