見出し画像

北翔海莉の退団記念DVDから学ぶ、「試練」という考え方

おはようございます。今日から、毎日ではありませんが、宝塚歌劇についてお話をしていこうと思っています。
舞台の感想も書こうと思っていますが、私が宝塚歌劇やタカラジェンヌさんから学んだこと、感じたことをざっくばらんに書いていこうと思います。

今回は、北翔海莉退団記念DVD「All For Your Smile」を見て、感じたことを書いていこうと思います。
これを見ていて、みっちゃんがしゃべっているのを聞いて、一番思ったことは、「ひたむきさ、前向きさ、ポジティブさ」でした。どんなことも「与えられた試練」と感じ、日舞が苦手なら「一から教えてください」と頭を下げ、そこで「三味線の音が聞き取れない」と壁にぶつかれば三味線を習いにいき、ついでにサックスまで習ってしまうみっちゃん。

現役の時から「習い事がすっごく多い」という噂は聞いていたし、スカイステージでもお話ししている機会はあったと思うんですけれども、この「過去を振り返るトーク」が過去の舞台映像よりも秀逸で、必見です。

私が彼女に注目したのは、紫吹淳さんの退団公演の薔薇の封印の、ドイツの場面の浮浪者の男でした。まだそんなに宝塚を知らなかった旦那にまで、「あの浮浪者の子が!みっちゃんって言って!」と熱弁していたのが昨日のことのようです。でも、新人公演の主演の子が、顔もわからないようなセットをして、舞台の中心で暴れ回るあのシーンは、「お芝居に徹するストイックさ」を感じました。それからずっと、決して順当な昇進をしていく宝塚人生ではなかったのかもしれないけれど、その前向きさ、ポジティブさで、私の大好きな星組のトップさんになり、桜華に舞えは何回も通って、泣きました。

(私は美城れんさんの大ファンだったので、入団も退団も同期のこの2人に、本当に思い入れが強かったです・・・)

美城さん以来推しさんができてないので冷静な目で見ているのかもしれませんが、今の宝塚を。でも全員を推していると言っても過言ではないくらい生徒さんたちに愛を持っているので。紫苑ゆう様の教え子たちですし!!

話がそれました。みっちゃんはなにか壁にぶつかると「これは試練なんだな」と思い「どうすればこれを乗り越えられるんだろう」と自然と考え、他の考えにはいかないようなのです。
でも、今の人たち、自戒を込めて私も、はどうでしょう。
壁から逃げ回り、なんなら避けて通り、下手したら破壊しちゃうような。そんな乗り越え方してませんか?

壁にまっすぐぶつかって、正攻法で乗り越えようとするみっちゃんを、私は本当に心から尊敬できる人なんだな、と改めて思いました。
今月のスカイステージで放送されていますので、是非ご覧ください。

あ、ちなみにこんなサイトもやってますので、ぜひ。


よろしければサポートをお願いします。あなたのサポートが励みになります。