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ALIFEから考える組織デザイン

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組織はひとつの生命体と捉えることができます。進化しつづける生命の仕組みを研究しているALIFE(人工生命)の研究から組織のデザインについて分かってきていることなどを紹介します。
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#多様性

組織における影役者を可視化する方法

2022.6.17号のプレジデント「報われる努力、ムダな努力」にインタビューいただいた記事が掲載されました。 この号には、努力を結実させる「7つのセオリー」がまとめられています。 (1. 戦う場所を選ぶ、2. 価値観を変える、3. 短期戦より長期戦、4. 脳を喜ばせる、5. しくみ化する、6. 弱点に固執しない、7. 役割に徹する) どのセオリーも気になるものばかり&ALIFEの研究と関連付けて語ることができそうで、それを書きたい欲求に駆られますが、今回は、「7. 役割に

チームが成功するためには「無意識のバイアス」を取り除くことが大切

個体の進化から協調的な集団の進化へ。ALIFE研究を振り返ってみると、個体の形成や自己複製といった、生命の基本機能を人工的に作り出そうとする「個体」に焦点を当てた研究から個体同士の相互作用が集団として作り出す創発現象へ、そして振る舞いが異なる個体の集団がもたらす大きな力を実証する研究へと変化してきました。 個人からチームへ 私たちが生きる社会でも問題が複雑になるにつれて、個人ではなくチームによって解決されることが増えてきています。 たとえば、次の図は1980年から2015