日記2022/9/24
前日は遅くまでラジオを聴いていたので、昼前に目が覚めた。
シャワーを浴びた後、近所でハンバーガーを食べて昼食を済ませる。
バンズが柔らかくて味の濃さもちょうど良かったけど、パティは少しだけ焦げていた。
最近買ったドラム式の洗濯機を回した後は、カフェに行って資格の勉強をした。
昔から家ではまったく勉強できない性格で、大学受験の時すらファミリーレストランで参考書を開いていた。
大して興味もない資格だけれど、職場の上司がうるさいので仕方なく毎年受験している。
3時間ほど勉強した辺りで、頭の中で集中力より考え事の方が優ってきたので店を出た。
大学時代にアルバイトしていたスーパーを通りかかったので中に入ってみた。
当時お世話になっていた店長の姿を見かけたけれど、名前を忘れられていたら気まずいので話しかけなかった。
自分は街中で古い知り合いを見かけてもあまり話しかけないタイプだけれど、案外話しかけたら誰でも喜んでくれるんだろうか。
その後は久々に湯船に浸かろうと銭湯に向かったが、入口前で留学生らしきグループが途方に暮れている。
ボイラー工事で10月初旬まで店を閉める旨の張り紙があり、残念ですね、と慰めあってその場を後にした。
近場のカフェに入ってオムカレー(ピラフのオムライスに牛すじを煮込んだカレーがかかっている)とカフェオレを頼んで、今村夏子さんの小説を読んだ。
大きな展開のあるストーリーではないのに、つい読み込んでしまう文体だな、と感じる。
彼女は日頃から細かく人物を観察しているのであろう、登場人物の所作の表現が緻密で好きだ。
snsの投稿から偶然友人の友人が店内にいると分かり、お互い初対面だったが少しだけ会話をした。
異動でこの街に戻ってきてからというもの、職場の人々以外と会話をしたことは片手で数えるほどだったので少し嬉しい。
20時過ぎに店を出て、市バスに揺られて帰路についた。
帰ってからはラジオを聴いたり、小説の続きを読んだりして時間を潰した。
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