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図書館の本は4回返却される

図書館だけでなく、サービス業で言えることですが、1番やってはいけないことが「利用者さんが不利になること」。

むやみやたらに弁償はお願いしていないし、リクエストは方針に反さない限りできるだけ購入している。

毎日の業務の中で、1番ミスが起こりやすくて、利用者さんの不利になってしまうのが、「返却漏れ」です。
利用者さんが返してくれたのに、私たちのミスで返却されていない場合、督促の電話をしたり、紛失として弁償購入を依頼してしまったりします。

そうならないように、返却はスキャンを2回しています。

後の2回は、図書館から帰ってきたときです。
図書館は区内の本をどこの図書館でも借りられるシステムになっています。
A図書館の本がB図書館から帰って来た時、本は「回送中」になっています。それを「在架」にするため返却スキャンします。これも漏れがないように2回。

実際に返却対応をしていると、スキャン漏れが起きてしまいます。
気をつけていても話しかけられたり、他のことを考えたりすると1冊だけ逃げて行くんですね。

1度目に逃げられても、2回目で返却スキャンすることで返却漏れを防いでいます。

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