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じいちゃんが教えてくれたこと

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ー生きる為に必要な事ー
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#言葉

じいちゃんが私に教えてくれた事#11

こんな事を聞いた。世の中で偉大な功績を残す人間というのは、他の人たちが決して立ち入りはしない自分の心の奥深くまで降りていくのだという事。 世界で名を馳せる様な偉大な人間というのは、自分自身の事をまず誰よりも深く知っていなくてはいけない。自分の事を誰よりも熟知していないといけないそうだ。自分を知る。これが出来る人間がはじめて、その周りにあるより広い世界を知る権利を与えられるらしい。 一番身近にあるというか、この自分自身を知る事のないものは、いくら他の事を多く知っていたとして

じいちゃんが私に教えてくれた事 #7

時間というものは、とても大切なもの。でも、これがあまりわかっていないようだ。 他人の為、他人の為と言って、お前さんは自分の時間を他人に渡してばかり。そんな事ばかりしていて、一体いつ自分の為に時間を使うつもりだい? 時間ってのは、とても貴重なもので、いつまでもあるものじゃない。時間ってのは有限なんだ。だからこそ、その時間をいかに使うか?という事はよく考えなくてはいけない。 自分の人生を変えたいと思うなら、何処かに何かを習いに行ったり、誰かに会いに行ったりする事よりもなによ

じいちゃんが私に教えてくれた事 #5

もっと大きく構えろ。そして何にも揺らぐ事のない強い信念ってやつを持て。そうすれば、何も怖くなくなる。 人の言葉に縮こまるな。もっと自分を大きく構えろ。 自分を大きく構えて、自分にゆとりを持て。 何にでもすぐに噛みつこうとするな。その行為は自らの内に在る恐怖心ゆえ。 戦うな。理解しようと努めろ。 理解出来ないと思ったら、いつまでもそう言う人と共にいるな。すぐにはなれろ。理解し合えないものと議論しても意味はない。 戦うな。わかるものに口を開け。わからないものに、自分の

じいちゃんの言葉

聞く耳を持て。 そして自分を変える事を怖れるな。 聞く耳を持て。 そしてこれまでの自分を壊す事を怖れるな。 聞く耳を持て。 そして今までの自分は幻想であったと知れ。

じいちゃんの言葉

遠すぎてもいけない。 近すぎてもいけない。 主観的でありすぎてもいけない。 客観的でありすぎてもいけない。 大切なのは、その中間にある中庸でものを見る目を補う事だ。

じいちゃんが教えてくれたこと #3

他人の存在が気になって、気になって仕方がない時、そういう時は、自分がその他人よりもずっと小さくなり退化してしまっている時だ。 逆に他人の事などどうでもいいとそう思える時は、その他人よりも自分が大きくなり進化している時だ。 常に集中し、自分自身に意識をフォーカスし続けなければ、自分という存在はどんどんどんどん小さくなっていってしまう。そしてその自分は大きな他人に踏みつけられてしまう事になる。 外を見るのではなくて、常に自分の内側に意識をフォーカスし続ける。そうした訓練を毎

ただおもしろきゃいいってちゃうねん

人に受けのいいものを書くんやない。 真実ってものを書いて行こうや。 人ってのはただ、おもろいもんを求めてるんとちゃうねん。 人ってのは、真実ってもんを求めとんねん。その真実ってのが本当の意味でのおもろいもんって事になんねん。 おもろいもんってのは、ひとの心を揺さぶるものやなくて、その魂までも震わせるようなもんや。 人は真実ってもんをホントは心の中で一番おもろいもんやとそう思ってるんや。だから、お笑いの中にも真実ってとこを求める。 本当の事ってのがその中に含まれてる

じいちゃんが私に教えてくれたこと #2

どん底、それは形在る世界の底辺でしかない。 だから、人はどん底に落ちても変わらない。 形在る世界の底辺。その周りには掴む事の出来る様々な形がある。形在る世界ではそれを掴み、その形に依存すればいくらでも上へ上っていく事が出来る。 形があれば、人はその形に依存し自分を変えずとも生きていける。 掴む事の出来る形在る世界の底辺など、形のない何も掴む事の出来ない世界からしたら天国だ!!自分がどん底と言っているその底が、形のない世界からしたらてっぺんなのだ。 形のない世界には、

この世の真実

 今、現代に生きる私たちは、自分たちで何でも出来るとそう思っている。 私たちは、神の力など必要としなくても、その神が元々持っていたその力を今は自分たち一人一人が持っていると誰もが何疑う事無くそう信じている。 これはちょっとしたお話。 ある少年が、ある老人から聞いた世界の本当の話。 このちょっとした物語の主人公である少年は、幼い頃からずっとこの世界の真実を求めてきた。彼はちょっと他の子とは思う事が違って、興味を持つ事も、同じ年の子とは全然違っていた。 彼の友人が、俗世