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大河ドラマの「光る君へ」にはたくさんの和歌や漢文が出てくるけど、理系で古典をほとんど勉強したことがない私には、さっぱり意味がわからない。4月から1年間短歌を勉強してみようと思う。

写真を撮ってやっから老いてなお
妻が一番綺麗に見える

弘明寺の大岡川沿いで桜まつりが行われたいた。桜はほぼ満開で、平日なので多くの高齢者夫婦が連れだって散歩。爺さんがカメラ片手に婆さんを桜の木の下 に立たせて写真を撮る場面に多数遭遇。

宮使い男の人生顔に出る
花は桜木老木の幹

弘明寺の大岡川沿いで桜まつりで多くの花見客で賑わう。平日だけに高齢者が多いが、高齢者それぞれの顔には、それぞれの人生がある。桜の木にも、幹にそれぞれの桜木の木生があるような気がした。
第16 代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンが残したと言われる言葉「40 歳になったら、人は自分の顔に責任を持たねばならない」。 この言葉をもじって男の顔は人生が現れるとか、責任を持てとか、そんなたわいもないことを云々という化粧品のCMがあったような気がする。

繰り返すジェノサイドに
啓蒙の弁証法啓蒙とならずに


ナチスの迫害を逃れたアドルノが、何故人間は野蛮な道に進むのかを考察した哲学書。21世紀になっても、なお同じ野蛮行為を繰り返す。本当に倫理や哲学は、なんだったのだろうか?

向かい風試練が君を強くする
無風でダラリコイ登れない


無風でピタリ、びくとも動かない鯉のぼりを見ていたら、やっぱり向かい風や逆風が人間を強くして、一番良くてっぺんまで登れるのだ。

暑過ぎだ濁音で鳴くミンミンゼミ
ビーンビーンと汗かきながら

今年も、なた40度近い猛暑日が続くことだろう。 

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