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【読書記録】No.10 1分で話せ

【タイトル】
1分で話せ

【著者】
伊藤羊一

【印象に残った文章】

人はあなたの話の80%を聞いてない
人は左脳で理解し、右脳で意思決定をする。
「聞き手がどこまでするか」を明確に提示する。      
例)意見が欲しい?報告を聞くだけで良い?何か動いてもらう必要がある?
聞き手をどういう状態に持っていきたいかを見定めてから、それを実行するためには何を伝えれば良いか。を逆算して考える。
・どっちが伝わる?
A:駅から3分。公園も近い閑静な住宅街の物件です。
B:木や花の多い公園が近いので、小さなお子さんがいたら喜びますよ。
⇨人はイメージを想像することで、感情が揺さぶられる。

・イメージを描いてもらうために必要なこと2つ
1.ビジュアルをみせる
例)”未来都市”の説明。分かりやすいのはどっち?

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2.「例えば」を使う
牛丼の説明。より情景が浮かぶのはどっち?
A:美味しい牛丼
B:食べた瞬間、昇天しそうになるくらい美味しい牛丼 

聞き手にイメージの中に入ってきてもらうときの枕詞
⇨「想像してみてください」
・人前で話す時の4つのポイント
1.視線:きっちり目を見る
2.手振り:多少大袈裟に動きをつける
3.声:相手と対話するように声を届ける
4.間合い:話の区切りで、普段より3秒長く、間をとってみる
・メタ認知
ビジネスリーダーは人を巻き込んでいく必要がある。その時、自分の都合や思いだけでは、周囲がついてこない。自分が進める施策を、周囲はしっかりと賛同してくれるだろうか、自分の発する言葉が相手に伝わっているだろうか。リーダーとしての自分は相手からどう写っているだろうか。そういったことをチェックしながら、自身の言動を相手に合わせて少しずつ修正していく。
・SDSのフレームワーク
まとめ→結論→詳細→まとめ
「自分の存在をかける」くらいのつもりで、聞き手に伝えなければならない。あなたが心の底から強く思うことを、情熱を持って自分の存在をかけて語るからこそ、聞き手は心が動かされ、行動に移す。  
会議で困ったら自分のポティションをとる。ビジネスに100%はない、求められているのは正確さではなく、結論を出すこと。
上司は「マネジメント」という機能を持っているに過ぎない。別に人間的に優れている訳でもないし、能力が全てにおいて部下の人よりも優れているなんてある訳がない。
・相手がダラダラと指示を出すケース
「つまり〇〇と〇〇を確認するという認識でよろしいでしょうか?」で前提条件を一致させる。
〈ファシる時のコツ〉
・ゴールを決める
→その会議でなにが決まれば良いかを明確にする。その上で議論を展開する。拡散と収縮が大事。常にゴールを念頭に置いた上で拡散させる。
・結論は誘導しない
冒頭は量を意識、基本全肯定で進める。後半は質を意識、「良い意見だな」と思ったものだけに食いついていく。発散と収集が大事。


【ネクストアクション】
・ロジックピラミッド(結論と複数の具体例)を意識して話す
・何かを問いかけられた時の前提条件の一致
・自分が何を言いたいかではなく、「相手が何を言って欲しそうか」を考えて言葉を発する
・「例えば」と「図」で伝える
・自分がこれは勝ちたいと思う領域を見つけ、行動し結果を出す。(僕の場合は教養と発信)


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