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【読書記録】NO.9 逆境を「アイデア」に変える企画術 〜崖っぷちからV字回復するための40の公式〜

【まえがき】
仕事柄、運命的に手にとった本。
「企画力」は、一見専門的な領域と知覚される。
しかし、企画とは日常の数多の場面に溶け込んでいる。

課題解決の戦略を立てる時、
新たなアイデアを発案する時、
寝坊して圧倒的なピンチに追い込まれた時、
相手に自分の気持ちを伝えるとき。

たった一つのアイデアで、たった一つの感動で、逆境は好転する。

【タイトル】
逆境を「アイデア」に変える企画術 〜崖っぷちからV字回復するための40の公式〜

【著者】
河西 智彦

【印象に残った文章】

アイデアの道筋
⑴クライアントの収益構造を考える
⑵従来とは異なる収入の柱を見つける
⑶その柱で新しいアイデアを考える
驚いたり、笑ったり、怒りを覚えたり、感情が動くとPRになる。
〈「森永製菓Jack」のコピーから〉
『美味しいのに、崖っぷち。次売れなかったら終売。森永製菓Jack』
接した情報が世の中の一般常識の逆だと、人々は確認行動を起こす。ネットで理由を調べることも確認行動の一つ。さらに、拡散した理由や感想をSNSに書き込みたくなるので、拡散行動も加わる。
→一般常識とは正反対のことを伝えることで、確認行動を起こす。
→マイナスをあえて開示することで話題化する
「心の天井を外して考える」
制約や抱える事情、タブーを認識した上で、あえてそれらを外して自由に考えてみる。無理だと思わずに挑戦してみる。
・WEBCM
→泣けそう、面白そう、笑えそう、怖そうなど見た人の感情を早めに動かすことを意識する。
SNSのつぶやきや書き込みは、その人の感情が動いた軌跡
「頑張る弱者を応援する感情」は購買行動に結びつきやすい。甲子園の21世紀枠を応援したくなる精神と同じ。
予算に制約があるときは、アイデアをあえて過激にして「ネタサイト」での露出を狙う。
人は心に3つのフォルダがある
⑴行かない、買わないフォルダ
⑵行ってもいい、買ってもいいフォルダ
⑶行きたい、買いたいフォルダ
「初モノ」はPRになりやすい。日本人には数字が弱い。

【ネクストアクション】
・「ただ面白い」「ただすごい」ではなく、「なぜそうなのか?」を考える癖をつけよう。
・ラインや短文チャット等、日常の言葉から相手に感動を送ろう。
・相手にとって「面白い」って何か考えよう。

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