見出し画像

【読書記録】No.13 〜あなたはあなたが使っている言葉でできている〜



【タイトル】
あなたはあなたが使っている言葉でできている

【著書】
ケイリー・ジョン・ビショップ

【印象に残った文章】

「人生は不公平だ」と不平を言いながら生きている人は、その見方に沿った行動を取るようになり、やがては被害妄想を抱く。逆に、「成功はどこにも転がっている」という見方の人は、仕事に打ち込めるのはもちろん、エネルギッシュで生き生きとした人生を送ることができる。
「大切なのは、つらい時に『なんて不幸なものだ』と思うのではなく、『がんばる機会が得られて運がいい』と思うことだ。」
問題をどう捉え、どう表現するかは、すべて自分次第だ。それは足掛せにもなれば、前へ進むための踏み台にもなる。
あなたは、がまんして生きる人生を自ら望んでいる。
状況を変えるために行動する気がないのなら、別の言い方をすれば、状況を変える意志がないのなら、どんなにイヤでもそれはあなたが選んだ人生だ。
状況は人を作ったりしない。
状況は自分を映す鏡でしかない。
(エピクテトス)
正しい道を歩んでいる確信がない時、転んでばかりの時、失敗は全然構わない。なんなら負けたって良い。ダメなのは立ち止まることだ。
何も起こっていないように見えても、実際には変化が生まれている。目に見える成果はなくても前進している。
人は無意識にやらない言い訳を探し、コンフォートゾーンに留まろうとする。
生きるのがつらい何よりの原因は期待にある。思い通りにいかないビジネスプランだけでなく、恋人との別れや仕事への不満、ダイエットの失敗も、その根本には期待がある。
「期待」は百害あって一利なしだ。あなたを苦しめているのは、実は状況そのものではなく、期待の方だ。何がいけないって期待が問題を実際よりも大きく見せ、問題に対して効果的に力強く取り組むパワーを奪いとることだ。
人間の心は本人が気付いていなくても、自動的に思考を次々に生み出している。期待も、大きなものではあるが、その一つに過ぎない。
人は他人に、自分がしたいのと同じような扱いをする。丁重に断ったら、そのお返しを期待する。暗黙の借金みたいなものだ。他人に対する期待を手放し、起こったそのことをそのまま受け入れる姿勢を学んだ瞬間、人間関係は劇的に改善する。
自分では意識的な決断を下しているように見えても、その選択の裏には無意識の思考プロセスがある。それに気づくのは難しい。
最大の成功は不快感と不確実性、リスクから生まれる。
シンプルな話だ。自分の内面を成長させたいなら、外の世界で行動すれば良い。頭の中を飛び出して、人生に飛び込もう。
答えを探そうとしなくていい、あなた自身の今のその思考が今の自分の答え。

 
【ネクスト】
・目先の感情に囚われるのではなく、脳の構造を理解し俯瞰的に生きる。
・対社内と対社外の両方の視点を大切にする。
・人への期待を捨てる。人は変えられない。
・状況を好転させたいのなら、好転させるための行動を起こす。
・いつかじゃなくて今やる。
・今!この瞬間に行動する!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?