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何かに振り切れるというのは我を消すということ

どんな分野にせよ圧倒的な成果を出す人っていうのは、
何かが振り切れてる人です。

何かっていうのは大きく感情的なものと理性的なものにわけられる。

何かを成したいという強烈な熱意や信念を持っているとか、
単純に何かが好きで楽しいといった感情的なもの。

逆に感情的な影響をとことんまで削りきって、
冷静に何を成すべきかを考えられる理性的なもの。

これらは一見真逆なもののように見えますが、
行き着くところまでいくと我が消える。

そんな境地にたどり着くと僕は思ってます。

感情的なものは自分が成したいもののために、
全てを捨ててでもそれに心血を注ぐという意思。

将来どうなるとか効率がどうとかそういうのは一切なくて、
ただ自分のために自分を消して愚直に行動し続けるもの。

理性的なものは成すべきと考えるもののために、
必要だと思うことをひたすらやり続ける意思。

好きとかやる気とかそういうものに一切左右されず、
必要であればそれが何であれ行動し続けるものです。

圧倒的な成果はそういう完全に振り切れた境地でしかたどり着けない。

つまりは、成果を出すにはそれに見合う分だけ、
どちらかに振り切れる必要があるんですよ。

例えばビジネスで好きなことややりたいことで成功したい、
感情的なものを優先したい。

であれば、成果までの効率とかはとりあえず置いておいて、
好きなことややりたいことにある程度振り切らないといけない。

逆に成果を最優先に考えるのであれば自分の感情はとりあえず置いといて、
必要なことを理性的にひたすらこなす方向に振り切れないといけない。

どちらにせよ振り切れるという意識がない、
理性的にも感情的にもなることができない。

中途半端で宙ぶらりんのままでいては、
何であれ成果を出すことはできないでしょう。

なので、どちらかに振り切れるということ、
必要なだけ我を消していくということは、
少なからず意識してみてください。


では、今回はここまでです。

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