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キャリア的視点186 -劇団四季:ライオンキング-

毎日ブログ 186日目(2020/9/1)

今日はキャリアのお話はお休みです。私の趣味的なお話をどうぞ^^;

劇団四季:ライオンキング!

2007年5月、新婚旅行先のブロードウェイで英語のわからないままに始めて観ました。そして2020年8月、名古屋で2度目の鑑賞です。

ライオンキング!

※動画は東京公演のものです。

という訳で今日の話は、多少のネタバレを含みます(^^) まだ見ていないという方にはごめんなさいです。
元々はご存じかと思いますが、手塚治虫先生の「ジャングル大帝」が現ザクですね。ある意味逆輸入ですが、華麗な変身をして帰ってきました。

とにかくもう、楽しみでドキドキ^^;
当日は短くなった夏休みも残り少ない息子を連れて、一番楽しみにしていた妻と3人で乗り込みました。

妻は最初から泣く気満々でハンカチを握りしめての鑑賞です。

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私も演劇鑑賞自体が久しぶりです。といっても前回観たのはシアターGロッソでスーパー戦隊でしたが。
元々私も小劇団で舞台に立っていた経験があるのです。入団早々に「踊れない役者」の烙印を押されて、群舞以外は踊らせてもらえなかったので、劇団四季なんて夢また夢でしたが^^;
しかしそんな経験からか、どうしても私は純粋に演劇を楽しむとは別の見方をしてしまう様で…^^;

観客が楽しめる演出

妻が通路側の席を取ってくれていたおかげで、ワクワクが止まりません。噂にも聞いていたのですが、ライオンキングの演出では、演者が客席通路を通るんです。
とは言え3密回避ということで、家族であっても席を一つずつ空けての座席順です。演者が客席通路を通って入場を行うなんてするのかな? って気にはしていました。
でも結果は通りました。上手下手(かみてしもて)に1本ずつある通路を大勢の動物達が!

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そして通路を歩く動物達に夢中になっていると、いつの間にか舞台上には大きな丘が出来上がっていました。見逃しました^^;
この丘は、その後のストーリーの中で何度も登場しますが、その都度舞台上を縦横無尽・変幻自在に動き、様々な役割をしていきます。

上はネットで拾った画像ですが、向かって左のライオンが乗っているのが例の丘です。
舞台袖や裏がそんなに広くない印象でしたが、どこにあれだけの大道具などを格納しているのか、気になってしまうのは私だけでしょうか?

楽しみは何より途中から出てくるミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァが秀逸です。
諸事情(ぜひ劇場でご覧ください^^;)で群れを飛び出した主人公シンバが成長する過程で一緒にいるキャラクターなのですが、話す言葉が名古屋弁なんです(^^) もちろん地域によって変わります。
歌の歌詞まで名古屋弁になっているのはこだわりというか何というか^^;

動画は北海道バージョンです。地域によって異なるので地元のヒトには溜まりません。でぇれぇ、おもろいでよぉ(^^)

ハクナ・マタタとは「心配ないさ」「何とかなるよ」という意味。琉球の「なんくるないさ〜」みたいな感じです。
芸人の大西ライオンさんの「しんぱぁい ないさぁ〜」はこの曲から来ていますね。

さあ、将来のことは心配していても始まらない。今できることから頑張ろう。

技巧の粋

圧巻なのはその動物達のデザインです。明らかに人間なのがわかるのに、キリン、ゾウ、トムソンガゼル、ハイエナ、草… それぞれが活きいきとした動物なんです。キリンなんて特に面白いですよ。デザイナーの発想に本当に驚愕です。

ネットで手に入れた(当然上演中は特別な許可がないと撮影はできませんので)カーテンコールの画像です。公式Youtube もいっぱい貼り付けましたので、動いているキリンは必見です。

もう一つ、こちらは謎ギミックです。
雄ライオン(主人公の父親ムファサと伯父のスカー)の面はどんな構造なのか訳がわかりません。本記事最後のオマケYouTubeで観れますよ(^^)

普段は頭の上に乗っかっているのですが、演者の動きに合わせ、顔の前まで降りてくるのです。しかも簡単に取り外せるという。
実際に芝居中に取り外していたのは驚きでした。あの演出意図は一体…? 

人生がライオンキング

四季に限らず多くの商演劇ではロングラン公演を行います。より多くのお客様に観てもらうために、長い期間、それこそ年単位で行うこともザラです。
ちなみに1998年に始まった東京公演は超ロングランで20年を超えています。

小劇団と違い、演者達はギャラをもらい生活をしているのですが、役者さん達のスケジュールなどによりダブルキャスト・トリプルキャストなどもよくある話です。特に子役は学校の都合もありますから。日によって相手が変わるのですから大変ですよね^^; ある意味毎回新鮮なのかも。

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私が観に行った回の降板表です。

妻が結構昔の四季ライオンキングのパンフレットを持っていました。見せてもらうとそこには「小野賢章」さんの名前がありました。今や売れっ子の声優さんです。

主人公達の子供時代を演じる子役達は成長が早いので、ダブルキャストの他に、頻繁に、公演の途中でも交代していくらしいのです。

余談ですが、私が観に行った回の子役も、私が好きなドラマ「トクサツガガガ 」にも出ていたらしいのです。
主演は小芝風花さん、撮影は名古屋市内なので、名古屋市在住の子役が結構出ているみたいですよ。

そして、私的にはライオンキングも楽しかったのですが、実はコーラスラインが楽しみです。
小劇団時代に「コーラスライン」の主題曲ONEを取り入れた「歌舞伎ミュージカル」という演目を演った事もあり(踊らせてはもらえませんでしたが^^;)、すごく好きな演目なんです。ブロードウェイでも観てきました。

次回はコーラスラインかな? 他の演目かな? それとももう一回ライオンキングかな?
どれも楽しみです(^^)

合言葉はやっぱり「ハクナ・マタタ」です(^^)

**おまけ

四季のYouTube「ライオンキング」**



#毎日ブログ #ライオンキング #劇団四季 #ハクナマタタ #心配ないさ



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