見出し画像

おしえて!ITおじさん

第3回ギガ・メガの話(続き)


先週はちょっと間違った表現をしていました。
上がっていたんだと思います。
 

バイトの話

なんですが、学生時代は氷の配達をしていました、なんて。
 

間違いというのは

まず1000はキロ、メガは100万キロ、とキロをつけました。正解はメガは10万で、キロをつけてはだめでした。
 

メモリは64KB

私が東芝に入りPCの事業部に配属された時の商品は8ビットパソコンと言われ、メモリは64KBでした。
メガとかギガという言葉は存在も知りませんでした。
それでも1年後くらいには、パソコンもビジネスに使えるような機種が登場し、メモリもMB単位、フロッピーディスクという外部記憶装置も1MBとかになってきました。
ある官公庁の出先に外付けハードディスクを納品しに行きましたが、20MBで60万円だったと思います。今、64GBのUSBメモリが1000円以下です。
しかも壊れやすく、電車で運んで壊してしまったのを覚えています。
 
よく、ギガが足りないとかなくなったというのは、スマホ等に設定されているデータ転送量のことです。
ネットワークは無線や有線で世界中のコンピュータやスマホがつながっています。たとえて言えば、高速道路を、データを積んだトラックが走り回っている状況です。AさんがBさんに写真を画像ファイルで送ると、画像ファイルデータはたくさんのトラックに分散されて運ばれ、Bさんのスマホで分散されたデータが集合して写真になってみることができます。
世界中の人が高速道路を使うと渋滞が起きます。渋滞が起きるとネットが遅いという状況になります。
そこである程度の利用制限をかける必要があります。Cさんはトラック5台までとかDさんはトラック20台までとか。
 
ネットワークではこの台数がデータ転送量と言えます。転送量で料金を変えますので、10GBや30GBというように転送量がメニュー化されています。
10GBの場合、それを超えると、データ転送量の制限がかかり、ネットワークへの接続が遅くなります。
大手だと128Kbpsまで下がりますので、通常20Mbpsだとしたら、156分の1の速度になります。
 
もととも制限があるのは、ネットワークも限られた資源ということですので、みんなで大事に使うということが重要です。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?