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タロットで運命のハンドルを握る 〜個人の潜在意識〜

この記事は、私が学習したタロット占いの知識をアウトプットするために書き起こしています。内容は主に『かげした真由子先生監修タロット占い協会の無料講座』で学習した内容を自己解釈してアウトプットしています。
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「運命のハンドル」の基本的な考え方は下記URLの記事をご参照ください。


『運命のハンドル』と潜在意識

運命のハンドルを握るためには、まず自分の潜在意識を言語化して自分が進めない原因を明確にする必要がある。

潜在意識とは
・気づかないところで作用している心の動き
・言葉として認識していない自分
・今まで生きてきた分の快と不快がすべて蓄積されている

潜在意識は、自分自身を守るための安全装置。初めてのことや過去に失敗したことなどに対してネガティブな感情を浮き上がらせ無意識にそちらに進まない選択をさせている。

顕在意識と潜在意識の割合は顕在意識1%〜3%、潜在意識97%〜99%と言われており、自分自身のことにもかかわらず認識できていない部分が圧倒的に多い。人間が持つほとんどの意識が認識できていない潜在意識であることから、多くの人は潜在意識に翻弄されて自分が望む理想を実現することが難しくなっている。叶えたい願いが叶わないのは潜在意識という安全装置の働きで失敗して傷つくことがないように守っているからである。

『運命のハンドル』2つのステップ

運命のハンドルを握るためには以下の2つのステップが必要となる。
1.潜在意識を言語化する
2.新しい未来を再設定する

カーナビで例えるなら1は現在地の把握、2は目的地の設定となる。
現在地の把握と目的地の設定をしっかり行うと目的地に行くために取るべき行動が分かって前へ進みやすくなる。

1.潜在意識を言語化する(タロットで潜在意識に隠れた本音を把握する)

悩んでいる事柄についての本音やネガティブなイメージをウェイト版タロット(大アルカナ)を使って言語化し、現在の自分の状況(現在地)を把握する。
偶然出たカードの持つ性質やフィルターを通して違う角度から問題を見つめ直すことで潜在意識に隠れていたネガティブな感情やイメージ、自分が本当に望むものなどが浮かび上がって言語化される。
なんとなくもやもやして不安だった気持ちが言語化されてもやもやの原因が明確になることで対処法や解決法が見えてくる。
ここで大切になってくるのは不安やネガティブなイメージに蓋をするのではなく、そんな気持ちを持っている自分がいるということを受け入れる姿勢。

2.新しい未来を再設定する(潜在意識を書き換える)

潜在意識の言語化ができたら、次は望む未来を再設定する。
以前の記事でタロットは未来を予言したり当てたりする道具ではないと書いたが、現状から引き寄せやすい未来の可能性を見ることはできる。また、その引き寄せやすい未来を自分が望むものに再設定することもできるのである。
未来の再設定は大アルカナの絵柄を見て「なんとなくこんな感じになったらいいな」といった雰囲気でカード選び、その「なったらいいな」の雰囲気を望む未来として再設定する。また、カードを選んだときの雰囲気にタイトルを付けておくと日常的に思い出して潜在意識に定着させやすくなる。
時間はかかるが潜在意識のネガティブなイメージをポジティブに書き換え、日常的にポジティブなイメージを思い出して定着させることで顕在意識とのズレがなくなり望む未来を引き寄せやすくなる。これはタロットを使った引き寄せの法則ともいえる。
ようするに自分の考え方次第。引き寄せやすい未来が望まないものなら再設定して「自分はこうなる」と意図して進んで行けばいいということだ。

実践例

自分自身の望みに対してタロット引いてみる。
【私はタロットを仕事にしていくことができるか?】
質問に対しての私の現状『恋人たち(正位置)』
〈キーワード〉
メンタル的な自立、自分で答えを選ぶ
〈キーワードの視点から見た自分〉
自分らしい仕事をして自立し、自己肯定感を高めたい
自分を認めてほしいという承認欲求
他人の意見に流されてしまう自分

引き寄せやすい未来『節制(逆位置)』
〈キーワード〉
気の使いすぎ、応用力がない
〈キーワードの視点から見た未来〉
気を使いすぎて自分の発言に自信がない
質問をされたときに答えられないことが不安で先に進めない

私の現状と引き寄せやすい未来は、認められたいという承認欲求が強いが自己肯定感が低く自信がない。このまま進むと相手に気を使いすぎて自分の言葉に自信が持てず、うまく言葉が出ないことが不安でタロットリーダーとしての仕事が始められない。

打開策として引いたカード『死神(正位置)』
〈キーワード〉
覚悟、不要なものを切り捨てる
〈キーワードから導き出した打開策〉
自分の意志で進むという覚悟を決める
相手の顔色をうかがうクセや消極的な態度をやめる

望む未来の再設定『審判』
私は審判のカードのラッパを吹いている天使のイメージに未来を再設定した。
タイトルは「私の言葉は人々を幸運へ導く」
自信がない自分という潜在意識を「私の言葉は人々を幸運へ導く」と書き換えて沢山の人に自分の言葉でリーディング結果を伝え、幸せな未来を切り拓くためのお手伝いをしていきたい。

最後に

女性は潜在意識と繋がりやすく、引っ張られやすい。
潜在意識と対話して最初にちゃんと本当に望む目的地を設定しておかないと目的地がブレブレで望みが「叶わない」あるいは「叶ったのに満たされない」という現実になって苦しくなる。
潜在意識と顕在意識のズレをなくしてしっかり目的地を設定すると自分主体で人生を歩んでいけうようになるため道に迷ったり挫折したりすることが少なくなる。
また、迷ったり挫折したりしたときにはタロットでその都度潜在意識の言語化と再設定を繰り返し行うことで自分軸で生きていく土台が出来上がる。


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