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デレマス10thライブの個人衣装がとても嬉しかった話と感想、考察

※note初投稿です。駄文ですが温かい気持ちで見ていただけると幸いです。


ライブに行ってきた

先日、アイドルマスターシンデレラガールズ10周年ライブのファイナル公演に参加してきました。非常に素晴らしかった。

自分がデレマスを好きになったのは2019年ごろだったと記憶しています。友人などから紹介されて興味を持ち、曲やらキャラやら声優さんやらを調べて追っているような感じ。

まあそうなるとライブに興味を持つわけですが、生憎コロナが流行り、金もないのでライブには行けず、配信を見たりTwitterなどで情報を追いながら思いを馳せていました。

そして今回のライブ、やはり行くつもりはなかったのですが、day1当日(は?)に大学の友人から誘われ、チケットの支払いを未来の自分に託して当日券を取って新幹線に乗って埼玉ベルーナドームに足を運びました。結局day1は流石に無理だったのでday2のみの参加ですが。誘う友人も狂っているがホイホイと行く自分も大概じゃないか?



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来てしまったベルーナドーム。生憎の雨。



ライブの感想

ライブの率直な感想としては、「素晴らしかった」の一言だと思います。現地は初参加だったので、「屈強で歴戦のオタクたちが大量にいて怖い」「ステージとスクリーンどっち見ればいいのかわからん」「サイリウムが全然うまく使えない」「長時間の起立で完全に足腰がやられている」という完全な初心者ムーブ兼体のガタを見せつけてしまうことにはなりました。しかしそんなことはささいなこと、とても幸せな時間を過ごすことができました。まあ結局俺の担当の鷹富士茄子さん役の森下さんは出なかったけどな!今度は会うぞコノヤロー。day1お疲れ様です。

大量の曲披露(50曲。冷静に考えても頭がおかしい)を浴びたり演出が面白かったりと色々ありました。ホントに良いとこどりのセトリだったので、初心者でも非常に心に残りましたね。あと卯月のソロ曲で前の法被来てる人が崩れ落ちてるのを見たのがよかったですね。「ホントに泣き崩れるオタクっているんだ・・・」と憧れの有名人に間近で会ったような、感動に近いものを得たのを覚えています。隣の人に肩たたかれてました。やさしいせかい。

そのほかにもありますが、自分が何より嬉しかったのは「個別衣装が復活した」、ということです。



個別衣装

改まって説明するのも変ですが、個別衣装っていうのは全員がほぼ統一された衣装(大体その公演ごとにテーマとかが決まっていて、それに合わせている)ではなく、ゲームとかで登場したアイドルのイラストに基づいた衣装のことですね。4th、6thライブで採用された形です。自分はこれが非常に好きなわけです。このふたつのPVはYoutubeとかで死ぬほど見ました。

好きな理由の一つは、非常に手が込んでいるということ。マジで再現率が高いんですよねこれ。相当金と時間かかってるな~というクソみたいな感想が真っ先に思ってしまいますが、こういうのを見るとオタクとしては熱量みたいなのを感じられて嬉しいわけです。

理由二つ目は、アイドルの実在性みたいなのが高まるということです。何かこじらせているような感想ですが、やっぱりこういうライブってキャラと声優さんを重ね合わせてみるわけですよね。そうなると声優さんがキャラに近づけてくれると嬉しいんですよ。「ホンマにあのキャラおる・・・」っていうTwitterのTLでよく流れてくるような限界オタクの感想を抱ける、ということです。まあ今の声優さん綺麗な人ばっかりなのでより魅力的になりますし。大人数、広い会場でもすぐ見つけられる、といったのも利点ですね。

今回の公演では途中のメドレー時の短い時間で披露されました。既に個別衣装がある方はそちらを着用されていましたし、6th以降にデレマスに参加した人たちも個別衣装だった、というのが一番の衝撃と喜びです。その人たちの分は無かったので一から作ったってわけですね。まあ~これも完成度が高かったです。
最初に久川颯役の長江さんを見たときは「あれ、何か青い衣装着てるな、もしかしてあれって・・・!」とワクワクしたのを覚えています。こういう興奮は体にいいですね。そのほかの方も非常に似合っていました。天野さんと立花さんは声出そうになりましたね。ライブが終わった後は「次のライブもこの衣装達を着てくれなきゃヤダヤダヤダ~!」と心の中でずっと駄々をこねていました。今もこねています。頼むぞJUNGO。

写真の無断転載とかダメそうなので、有志の方がまとめているキャストのツイートまとめを貼っておきます。写真が盛りだくさん。こんなクソ記事見るよりもよっぽど有意義な時間を過ごせるぜ!自分も頻繁に見にいっています。



他のアイマスコンテンツとの違い

そして今回ちょっと思うことがあったので(ネガティブなことは一切ありません)、考察というか感想を書いていこうと思います。僕はアイマスコンテンツではデレマスが一番知っていて、シャニマスとsideMがほんの少し、ミリオンはかなり無知という状態ですのでシャニマスやsideMと比較して話します。
この個別衣装という概念はシャニマスやsideM等他のアイマスコンテンツのライブでも存在しています。でもデレマスってちょっと異質なんですよ。

こちらも直近のライブ後のキャストのツイートをまとめたものです。一通り目を通してもらえるとわかるのですが、皆さん非常に多種多様な衣装を着ているわけです。個別衣装といっていいでしょう。
特に好きなのはシャニマスの「ストレイライト」の衣装。ゲームで実装されていた、お面などの和風の要素とカラフルでどこか未来的なデザインをうまく現実に落とし込んでいます。最高か?毎秒着ろ。sideMの方も本当に作りこまれていて完成度が高いです。

しかしこの二つのコンテンツには共通点があって、「ユニット推し」だというところですね。カップリングともいうのでしょうか?
シャニマスとsideMは基本的にアイドルたちが組むユニットを中心にしています。基本的に歌もストーリーもこのユニットを中心にして進んでいるわけですよね。だから衣装もアイドルの個性を出しつつもユニットとして統一感がある、コンセプトがある、と思っています。実際見てみてもユニット内でかなり共通点がありますよね。先に挙げたストレイライトもそうです。

一方でデレマスというのは、ユニットのつながりというのが他のアイマスコンテンツに比べて薄いです。まあ一応あるし、それを見て喜んでいるオタクがたくさんいる(自分もそう)のは事実ですが、アイドルの数が多すぎるかつユニットが大量にあるため相対的にみて薄い、という状態になっているのではないかと思います。アイドル同士の絡みはそれはもう豊富にありますが基本的にアイドル個々が重要視されているし、ニュージェネレーションズ等の代表的なユニットを除けば一つのユニットで曲は一曲しかありません。
そうなると必然的にゲームのイラストもそれを基にした衣装もそのアイドルの個性を前面に押し出したものになります。元々個性が尖りまくっているデレマスのアイドル達なので、「協調性?なにそれ?俺はこうだ!」という統一感もクソもない個性の暴力で殴り掛かってくる衣装群が完成しているのではないか、と思います。キャストの方の写真を見てもわかる通り、みなさん見事なまでにバラバラです。


それを活かしてほしいんだ

まあ長々と当たり前のことを書きましたが、どっちが悪くてどっちが良い、という話ではありません。すべて大好物です。
自分が言いたいのは、「もっと見せてくれ」ということですね。昨今のコンテンツ戦国時代においては差別化も重要ですし、この強みをどちらも活かしてより良く発展していってほしい。もっといろいろな景色を見せてほしいんです。今回のライブでお披露目されたのもホントに短い時間だったので、4thや6thのときのようにもっと長い時間見せつけてくれ、その個性の暴力でもっと自分たちオタクの脳と鼓膜をぶん殴ってくれ、シャニマスとsideMももっと限界オタクを増やすべくがんばってくれ、って感じです。自分が好きなコンテンツがより良くなることに反対するオタクなんていません。いつだって素晴らしいものを見たいがためにお気持ち表明を続けたり金を落としたり語彙力と記憶が吹き飛んだ感想を電子の海に吐き出したりするわけです。俺もそうなりたい。だからがんばれアイマス。

いつかシャニとMもライブ行きてえっすね。
デレマスも早く次のライブ発表してください。
あと空から50万くらい降ってきてくれ。クレカの支払いがヤバいです。




以上です。
ここまで読んでくれた方々に感謝です。また次の機会に!

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