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【#2】一番目は愛されること、二番目は人気者になること/日記

9月12日



森七菜ちゃんの「背伸び」と「スマイル」を聴いていたら、立ち直れそうだと思った。

僕は性欲無しでは愛されない、顔や身体に惹かれて告白してくる人にしか今まで出逢わなかった。

本当は、告白出来ない立場にいた人の中に、僕の人格も好きだと思ってくれている人が、居たのかもしれない。僕が自分を曝け出せる相手だった人達の中に。

でもそれは、確かめ合ったことが無いから、形而上学的なものだから僕が目に見える形で認識していなかったら存在しないに等しい。



あゝ愛されたかった、僕は自分のことを愛してくれそうな人に惚れ込むけれど、打席に立つ度に空振り三振。


試合だけは続いて行くから退場は出来ない。


ドキュメンタルの新シーズンを観て(ずっと観たかったけれどやるべきことを優先して配信開始からずっと後回しにしていた)、大爆笑した。


辛いことがあっても苦しくてもいつでもスマイルするべきだ、子どもじゃないならね。

本当の笑顔は大人の特権かもしれない、可愛くスマイルしててね、人間なんてそんなに綺麗じゃないから。何があっても、どんな逆境にいてもスマイル出来る人は、笑える人は強い。

上手にスマイル出来る人はもっと強い、お笑いって凄いな。


小学生の頃、初めてヒーロー以外に憧れたのは島田紳助さんだった、僕も目立つお調子者キャラで、先生や下級生、同級生の輪の中心にいた。


校外学習で出会った観光客の人達(小学5年生のとき大阪城ですれ違って仲良くなった中国人の数十~百人の団体客の集合写真の真ん中に1人だけ入れて貰って写真を撮っていたら学校の集団からはぐれて逆に先生に感心されたり)、

下校時刻になるまで待機して全校生徒が座ってる中立ち上がって皆の暇つぶしに先生をいじって笑いを取ったり、

フローティングスクール(県内の小学5年生が全員集まって泊まりがけで船旅をする学習)で二宮金次郎の格好をしてカツラを被って、三角座りをしている皆の前で紳助さんみたいに司会をしたり(県内の先生達に任命された)、

僕はエンターテインメントが大好きだった。


人気者でいることが楽しかったし、僕は未だにそういう気質から抜け出せていない。



人はみんな、1番目に欲しい物を内心では諦め切れなくて渇望しながら、2番目に欲しい物を追い求めて生きるという言葉を最近目にした。


僕の場合は1番欲しい物は愛されることで、2番目に欲しい物は人気者になること(人前に立つこと・注目されること・目立つこと)だと思ったから、当てはまっていてその言葉がしっくりきた。


小学校高学年と羞恥心が好きだったのは、あの3人がそれぞれ僕が欲しい物を持っていたからだと思う。

しっかりしていて頼りになるリーダーのつるの剛士、ヤンチャで愛されキャラでカリスマ性のある上地雄輔、純粋で子供みたいに綺麗な心を持っていて愛嬌のある野久保直樹。

僕の欲しい物を全て持っていて、僕はあの3人のようになりたかった。

そしてそれら全てを持っていたのが島田紳助だと僕の目には映った。



そこに憧れていたあの時期は本当に青春だった、僕は未だにあの時期の自分に戻りたいではなく、なりたいと思う。


成長して、そういう自分になりたい、ありのままのそういう自分になりたい。


あの頃のいつでもスマイルしていた自然体の僕を今でもずっと追い求めている。


僕は他でもない僕になりたい。取り戻したいんだ。


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