天からのお告げでA.B.C-Zに落ちて救われた話

タイトルが怪しいですが宗教的要素は一切ありませんのでご安心ください笑

ステイホーム中の話なので今更感はあるのですが、A.B.C-Zもめでたく10周年イヤーということで彼等と出逢った時のことを書き残せたらと思って書いてみました。
とある人間の体験談だと思ってよかったら暇つぶしにでもさっと読んでもらえたらうれしいです。

あまり身の上話をするのもアレなのでなるべく省略しますが、切っても切れない話なので少しだけ当時の自分についても話します。

それはコロナ禍に入った直後のことでした。
当時の自分は精神的にかなり落ち込んでました。
原因は主に当時の職場のことで(あまり詳しくは言えないですが限りなく黒に近いグレーなことを平気でやっていたところ)そこを離れようかどうしようかと悩んでいた頃でした。

同じように職場に不信感を持つ人も少なくなく、まともな感覚の人から徐々に離れていきその分の仕事が自分にのしかかり、残る人のことを思うと自分も離れるのを悩んでしまう状況でした。
そんな思考でぐるぐる悩んでいたら緊急事態宣言で職場がほぼ出勤停止状態に。
ぽっかり穴が空いたような、抜け殻のような感覚で日々過ごしていました。

とても孤独でした。
日本が、世界が未知の病という大きな不安で揺れる中、自分だけが全然違うことを考えているのが。
自分という狭い世界のちっぽけな悩みで落ち込んでいるのが。

何もしたくなくて、床に寝転がってただただそのまま倒れこんで永遠に起きなければいいのに、……そんな気持ちでした。

その日も床に寝転がってぼんやりとした風景をただ瞳に映していました。


そんな時ふと
「そうだ、A.B.C-Zを観よう。観なければ」
と思いました。

それはもう何かのお告げみたいに、頭の中に唐突に降りてきて。


当時私はA.B.C-Zのパフォーマンスをほぼ観たことがなく、ジャニーズにハマるつもりもさらさらなく。
今でもこんなことを思ったのが不思議でなりません。

当時のA.B.C-Zに対する知識
・なんかDVDデビューした人達
・塚ちゃん(たまにバラエティで見た)
・深夜になんかお笑い芸人みたいなことしてる人達
という認識で彼等のパフォーマンスに意識して触れた、触れたいと思ったことはありませんでした。

※ちなみにお笑い芸人してる印象は不眠症だった頃深夜にテレビを流し見していてチャンズーを時々観ていたからですが(メンバーを覚えるまでには至らず)(観たのはロリータ回とかBL回とか内くんを沈める回とか何となく覚えてます)
歌って踊るアイドルとしては全く認識してませんでした(今思うと本当にごめんなさい)


そんな中、突如降りてきたお告げにしたがって観たのがYou TubeのHappy LIVEでした。

それも元々自分が観ようと思ったわけではなく、山P大好きな母に彼が出ている動画があるから観せようと思っていたもので。
そのラインナップの中にA.B.C-Zがいたのを何となく覚えていただけでした。

床に倒れぼんやりとした意識の中、A.B.C-Zのパフォーマンスを観ると自然にもう1度再生を繰り返す私がいました。

最初の感想は「A.B.C-Zっていい曲歌ってるんだな」と。
(特に琴線に触れたのがVanillaと砂のグラスで、後に知りましたがそれを選曲してくれたはしちゃんには頭が上がりません)

それからA.B.C-Zの和気あいあいとした空気感がとても心地好かったのを覚えています。
無意識にこの人達を追いかけてみたい、そう思った瞬間だったのだと思います。

それからYou Tubeを何度も観たり映像作品を観たり、毎日のようにA.B.C-Zを観ていました(しかも毎日同じ動画を)

そして、彼等の中でも一際目を奪われる方がいることに気付きました。

ダンスやアクロバットが魅力の彼等の中でも一際美しい……と思ったのがその方でした。
その指先や爪先の先の先まで神経が通っているような動きは、ダンスのダの字もわからない私ですら夢中にさせるものがありました。
そうです、五関様です。

当時A.B.C-Zにハマったことを誰にも言ってなかった私は(だってコロナ禍で引きこもってた)毎日にのように、映像を指差してこの方お美しい……!と母に言っていた気がします(毎日聞いてくれてありがとう)

お名前を覚えた時も、五関さんっていうのか……へぇ、様付けで呼ばれてるんだ……
と、他人事のように思っていた数日後には自分も五関様ってお呼びするようになってました(恐るべし五関様の魔力)

それからA.B.C-ZがTVで活躍するようになったり河合くんのモノマネグランプリ快進撃を観たりと、追いかけるのが楽しくて楽しくて仕方なかったです。
後で聞いた話ですがその時期仕事の場が減って忘れ去られてしまわないかと恐れていたこと、今できることを精一杯発信しようとしてくれていたことにとても胸がいっぱいになります。
本当にありがとう。

余談ですが、今は前述の職場とは離れて別の場所で働いてます。
ささやかながらA.B.C-Zの活躍に貢献できる場所がいい、と選んだ場所です。
慣れなくて大変なこともありますが、人間関係にも恵まれ日々楽しく過ごせています。

もしあの時A.B.C-Zに巡り会えていなかったら、あのまま床で力尽きていたと思うので感謝してもしきれません。命の恩人だと思っています。


デビュー10周年おめでとう。
巡り逢えるまでA.B.C-Zで居続けてくれてありがとう。
これからも精一杯応援していきたいです。


それでは、この辺で。
読んでいただきありがとうございました。

また機会があれば、A.B.C-Zと出会ってからについてとかまだまだ入りきらなかったこぼれ話とか書いてみたいです。

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