プロ野球選手名鑑はなぜ「紙」なのか?

今年も、たくさんのプロ野球選手名鑑が発売されています。私は、毎年楽しみにしています。

この、スマホ全盛、検索すれば何でも調べられる、だいたい、球場に試合を観戦に行っても、動画などで速報もリプレイも見られるのに、今どき「紙の本」ですか?とお思いでしょう。

が、「紙の本」の選手名鑑がよいのです、観戦時に活用したエピソードなどをあわせて紹介します。

①気になるところがめくれば出てくる!
単純ですが、スマホ検索だと、キーワード入力→ヒットした項目をスクロール→球団HP?Wikipedia?
などのステップは必要ですよね。

②現地観戦中、何だったら、近所の席の人とシェアできる!
観戦していて、「あれ誰?」「どこの出身だっけ?」などの話をしている人がいて、なかなか解決していなければ、お節介ですが、該当のページを「そっと」渡せる!スマホを見せるのは勇気要るでしょ!

③1冊持って行けば、マルチに使える。
例)神宮球場のスワローズvsカープ戦を3塁側で観戦。
プルペンで投げていたピッチャーが、背番号しか分からなくても、選手名鑑があれば一発!カープファンでも、島内颯太郎投手や藤井皓哉投手はいきなり分からない人もいる。
例)メットライフドームで武隈投手が登板。
出身が「旭川工高」と出るのですが、北海道出身って他に誰かいる?と思ったらとりあえず調べられる。
実は北海道出身の選手、今も少ない。

④全球団の名鑑なので、自チームだけでなく、相手チームのことも分かる!
例)イーグルス戦を観戦したとき、茂木栄五郎選手が、桐蔭学園→早大だったことにびっくり。イーグルスって、田中選手とか、案外六大学出身選手が多い。
例)横浜スタジアムは、ビジターの選手の紹介が、選手名鑑並みに詳しいことが分かる。契約解除になりましたが、カープだったバティスタ選手の出身高校、横浜スタジアムで知りました。
ただ、逆に、横浜スタジアムはBSOが分かりにくい…

もちろん、紙の選手名鑑も、ウイークポイントはあります。
・「通算成績」とかの成績は、やはりちょっと分かりにくい。基本、前年と通算成績しか載ってないので、最近活躍しているかとかが分かりにくい。
・最近は、シーズン中の移籍が多いので、夏頃になると、複数チームを探さないと、全員のデータが見られない…
昨年の夏頃、バファローズの試合を観戦に行ったら、キャッチャーと4番はドラゴンズからの移籍で、ページをめくるのが大変だった…

などはありますが、
「紙の本」の選手名鑑、野球観戦アイテムとしては、非常に優れているのです!オススメです!必須です!ということをお伝えさせていただきました。

今年も出版されている選手名鑑の特色とか、オススメポイントとかは、またおいおいオススメします!
それまでにシーズンが始まってしまうか…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?