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2018全日本男子フリー観戦記

(写真は電子チケットの会場イメージスクショです)

Twitterに投稿しようと思ったが、長くなりそうなので、使ってみようと思った。もともと自分はどっちかっていうとブログ派なんじゃないかと思ってたし。情報収集にはtwitterがやっぱり早いけど。

観戦においてまず最初に度肝を抜かれたのは、門真南駅でチケットを求めるプラカードを掲げた人を複数人みかけたことだった。そしてファンにインタビューしようとスタンバイしてるテレビクルーも複数組見かけた。10月ジャパンオープンに行くまでは、大学時代に誘われてglobeライブに行ったくらいしか、大規模なライブイベント的なものに参加した記憶ってないので、テレビでしかみたことない光景が今ここに…的な興奮をおぼえた。ジャパンオープンも大変な人出で驚いたけれども、このようなチケット求ムプラカードはなかったぞ。ほとんど女性だけどおじさんもいて、これはなかなかの猛者だなと思った。

電子チケットでの入場も初めてで、ドキドキ。形だけといった手荷物検査の後、入口のガラスドアを入り青いカーテンを抜けるといきなりそこは会場だった!こんないきなり会場が出現するとは!これもテンション上がった。

妹の託児の関係でちょっと遅れていくことになったので、第一グループの演技中だったが、思ったより結構座席はうまっているようにみえた。演技中は入るわけにもいかないしな、ということでトイレをすませて、ショップをのぞく。

まずは噂のオルゴールから。デザインの方向性が私好みではないので、買う気は毛頭ないのだけど、音だけは生で聞いてみたかったのだ。紙バッグの方は沢山販売中で、高額の箱オルゴールは注文受付のみという感じ。音はよかったから、デザインが違えば紙バッグのオルゴールは小さいし買ってもよかったけどなあ。なんていうんだろう、もともと北欧デザインとか、シンプルなデザインが好きだから、ああいうなんていうのかな、ベルばら路線というのかなあ、苦手で。写真ももっといいのあると思うんだけどなあ…っていうのが私の見解です。まあ人によって好みはあると思うので、あの路線のと、もっとシンプル路線と両方あったらどうだったのかな、とか思う。話は脱線するけど、他のグッズもなんですが、もっと気鋭の、表参道とかにありそうな、かっこいいグッズが欲しいです。

妹に腕をひかれて、え?となる。「かなこちゃん、かわいいー!」と。先日ペア解消したかなクリの子ですね。私はなんとなくしか知らなかったので、確かに目鼻立ちハッキリした子だなとしか思わなかったのですが、妹は興奮し小声でしきりに「かわいいーかわいいー」と。

妹は無良くんの背中本を探し求めていました。すぐに見つかり、中身をパラパラ。あの背中写真っぽいページも数ページあり、ひゃあ、と声が出ました。妹も随分悩んでおりましたがやっぱり恥ずかしいとのことで見送りました。

公式パンフをゲットして結局第2グループから座席につくことができました。天井席でしたが意外と見やすいです。妹はさっそく双眼鏡で実況席などチェックしはじめます。わたしは、予定構成表を求めてQuadruple AxelのTwitterを調べて見つけました。これは大正解!普段はおおむね録画でプロトコルを見ながら観戦しているので、何もないとなると、とたんにジャンプの答え合わせが不安になる…もちろん予定構成通り滑るわけではないけど。

座席に着いても、はじめのうちはあちこちきょろきょろしてしまい、演技に集中できませんでした。へー、あんな風に投げるプレゼントの場所取りしてんのね、とか。妹のとなりにいたのが赤の大輔さんタオルお持ちの方で、「おっいたいた!これが噂の」とか。ほー、何種類もバナー持ってる人もおるわ、とか。

妹や母から熱狂的ファンが大声で叫ぶと聞いていたし、よくtwitterとかで他選手の悪口が聞こえるとも聞いたから、羽生君の悪口とか聞くの嫌だなあとかなり警戒モードで参戦したのですが、私の観察力が足りないことも大いに関係あるでしょうが、自分の周辺に限って言えば変な応援をする人はいませんでした。女子の試合で中年男性がスタート位置についてから大声で叫んでいたそうですが、少なくとも男子フリー第二グループ以降はいなかったと思います。しかし、実際会場にいると、あのタイミングで大声を挙げるなど、ありえないことだとわかります。シンと静まり返る厳粛な瞬間です。

トイレの列はなるほど長いですが、第二グループ後の製氷タイムから次の試合までは30分あるので、なんとかなるのかな、という印象でした。

会場でみても意外とジャンプの種類がわかってうれしかった。ジャパンオープンからの自分の成長を感じた(笑)。といっても予定構成表もかなり助けになったのだけども。回転不足やステップなどはまださっぱりですね。草太くんの4回転が決まった時は、ヨシ!と声が出つつも、うーむ回転不足かどうかわからんぞ…みたいな気持ちになってしまい、なんだかどの選手のジャンプを見ても本当に喜んで、いいのかな、みたいなおずおず感がありました。

印象に残ったのはやっぱり昌磨君かなあ。ケガの具合が心配だったので、演技終わった瞬間にとりあえずコケてはいなかったので、これなら1位だなと安心しました。大輔さんの演技も、ショートほどではないにしろ、動きは綺麗だなあと眺めておりました。演技以上に練習で跳んでいるジャンプが結構上手でそれが印象に残りました。壷井君の最初のループが助走少なく突然跳ぶ感じだったので、びっくりして「えっ!」と言いました。鍵山君も小さいのに頑張っているなあって、見守っておりました。駿君の4回転もひとつは決まってほっとしました。妹は、小姑みたいで悪いけどリンクをもっと大きく使ってほしいなどと言ってました。刑事君友野君は、ショートよりは頑張った感じだけど、うーん、厳しいなあと。

書きながら、演技の記憶がどんどん抜けていることに気づく。会場では色んなこと考えてたはずなのになあ。やっぱりメモとらないとダメだな。なんか興奮で記憶が薄れてしまう感じなんだよね。羽生君の演技なんか見たら、きっと余計にそうなりそう。

帰りは表彰式を見ずに慌ただしく帰ったので地元行きの最終バスに余裕をもってのることができました。このバスにのれないと、翌日の仕事に行けず大ピンチだったので、本当によかった。万一電車が遅延したりしたらどうしようとかいろいろ心配してたんですが、実際は何事もなく。電車の中で妹とプロトコルを確認したりしてました。電車の中にも観戦者はたくさんいましたが、「〇〇くんがんばってたね」などの話がほとんどで不快な経験はありませんでした。よかった。

そうそう、帰り際にミーシャを見かけました。友野君のコーチと一緒にいました。これも妹がすぐ見つけてくれて、私はなかなか見つけられず…自分の観察力の乏しさを実感しました。

帰ってから夫に、羽生君がいなかったけど、今となっては男子と女子のどっちの試合行きたかった?と聞かれて、うーん・・確かに、女子の神試合の方がより見たかったかもな、と思ってしまいました。




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