ため息俳句 綿の花
昨年の善光寺ご開帳の折に参拝した。
宿は、いつものとおり門前の松屋旅館。
旅館駐車場は、一寸離れたところにある、その途中に布団屋さんであろうか、店先に綿花の種が置いてあって、自由にいただけるのであった。
綿の花など、夫婦共々見たことがなかったので、畑に播いてみようかと、半ば気まぐれのようで申し訳ないが、頂いてきた。
そうして、今年実際に播いてみると、発芽数は少なめであったが、良く育ってくれている。
今は、次々に咲き出した。
綿花の花は、心持ちムクゲに似ているような印象である。
店先から黙っていただいてきたのだが、その種に添付された説明書きに、綿花栽培が身近に見られなくなって、自分のような無知のものに知って置いてほしいというようなことが書かれていたような気がする。・・・、そのプリントをなくしてしまったもので、・・・。
これから、どのような風に、あの綿毛をつけるのか、しっかり見てゆきたい。
布団屋さん、よい機会をありがとう。
さて、ネット上にこんな記述があった。
さらに、こうとも。
この情報によって、さらに興味がわいた。養蚕の盛んな明治時代以前、綿花の栽培されていたことを知った。クソ暑いこの地にも、やはり「歴史」はあるのだった。
かつては、こんな風景もあったかもしれない。