三浦春馬の夢を叶えなかった日本のエンターテイメント界/ 唯一無二の表現者が世界に出ていたら.....
初出/2020年12月16日論座-朝日新聞社の言論サイト
前稿では俳優・三浦春馬に押し付けられた「イケメン」イメージへの違和感について触れた。彼の才能はその道のプロが高く評価していたし、近い将来には「イケメン」と括ること自体が失礼だと、多くの人が察知できるくらいの大きな存在になれるはずだったと書いた。本稿では仕事熱心で本物志向の三浦とは、きっと肌が合わなかったであろう日本のエンターテイメント界について考えてみたい。
働かせ過ぎでは......
10代から主役を多く務め