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コミケ二回目でサークル参加だった話

今年の夏に一般参加し、あまりの壮絶さに悲鳴を上げることになったのですが(前回の記事参照)、なんだかんだ楽しかったので「サークル参加しちゃえ~❗」と応募しました。

行けるうちに行かねば、いつ行けなくなるか分からないし、今後当選できるかも分からないからとりあえず応募しよう!と勢いで申し込みました。自分のことはあまり思いきりの良い性格ではないと思ってたのですが、夏の戦場で脳ミソが兵士にチューンアップされたようです。恐ろしいですね。

サークル申し込みはやはり一般参加よりも入力しないといけないことや、準備することも多くて、申し込みまでの日数もあまり余裕がないし、正直今どきのシステムではない!と思いました。
ただ、申し込みの時点で厳しめにしないと、それこそ際限なく人が押し寄せてしまうのでしょう。厳しいといっても、ちゃんと期限を守り、注意書きや書類に目を通せる人なら恐らく問題はないと思われます。

無事にサークルに当選したあとは、地獄も地獄の原稿作業が待ち受けていました。漫画ってたった36ページでも非常にしんどいもので、結局トーンも貼れず、自分の中ではクオリティに納得できないまま、完成させることになってしまったのが悔やまれました。

推敲作業や下調べに付き合ってくださった方や、キャラクターデザインに協力してくださった方(全員は出せなかったのですが…)のおかげで完成までこぎ着けたことは間違いなく、感謝しきれません。本当にありがとうございました!

少なくとも原稿用紙の使い方やコマ割りの仕様、出力の方法、印刷所への連絡、ペース配分等々は、次回から下調べを省けるので、効率自体は上げていけそうですね。次回はグッズ類を多めに作りたいので、またノウハウが違うかもしれませんが…

実際に参加してみて、一般参加に比べると順番待ちがほぼないので、人混みに揉まれることはずっと少なかったです。少ないだけで、要所ではしんどい思いはしましたが…
サークルは一人参加だったので、時々離席するときはふせんを貼ったり、となりのサークルさんに見ていてもらう形になりました。本来はあまり離れちゃいけないんでしょうけど、買いたいものがあったので仕方がなかった…ですね?
次回は売り子さんを募集したいのですが、実際に集まるかは微妙です。

個人的に一番良くなかったのは展示の仕方でした。実は途中から値札を貼ったり、見本はどれなのか分かりづらいディスプレイで、なおかつポスターもないので「スカルガールズの本?」っていうのがほぼ分からない状態でした。
今回はしかも学生のパラソールとヴァレンタインだったので余計になんだか分かりづらいよなぁ…と反省しました。
「Twitter見てます」って言ってくださった方もいらっしゃって、その方はあらかじめ知ってくださっていても、一般参加の人にたまたま見て購入を検討して頂くには展示への努力が足りていなかったと思いました。
※差し入れやお布施をくださった方!本当にありがとうございます!マジでお心遣いがあったけ~のでビックリしました!

個人的に嬉しかったことは、やはり実際に手渡しで現物をお渡しできることですね。あまり深いコミュニケーションはできなくとも、笑顔でお渡しできるのが嬉しいと思いました。もし笑顔じゃなかったけど?!と思わせていたらすみません、そのときは多分緊張がひどかったと思います。心の中ではヴぉーーーーーーー!!(嬉)ってなっていました。人当たりのよさはもっと磨きたいですね。スマイル!スマイル!

あとはクオリティ面に関してですが、他の島の配布物と見比べると足りていない部分が多いなと思いました。今回で本を作る上で基本的なことは分かっても、それをもっと魅力的にするために必要な技術は不十分です。単純に実力不足と勉強不足が浮き彫りになりました。印刷物として綺麗に作り上げるためには、もっとコンセプトからしっかり練らないといけない気がします。

全体的にこういうものなんだなぁ、というのはなんとなく掴めたので、そのために必要なことをコツコツ積み上げて、もっと面白いものを作りたい!とモチベがとても上がりました。
恐らく今後は夏はグッズ類+既刊、冬に新刊という形になると思います。新刊は一年かけて作る形にして、ロングスパンでクオリティを上げることを目標にします。

「マシマシだ~❗」って言いながら牛丼を食べてるフィリアのTシャツとか作りたいですね。

改めてコミケに関わって盛り上げてくださった運営さんやスタッフさん、すべての参加者の方に感謝を申し上げます。
2024年もよろしくね!

水鉄砲 (2024年1月1日)













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