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肉体のこと

せはしなく、さみしく、くちびるかみしめて、心の臓から血の味がする

五感とか皮膚とか自己(ぼく)とか他者(きみ)だとか、現象全てが語る【断絶】

底無しに濁った井戸では空もなく溺れることしか出来ない蛙

血の管を渇いた砂がながれゆく、君の唾液が渇いたからだ

#短歌

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