東雲

飽き性の人間。ゲームだけは幼少期から好んでいる。 朝散歩や小説の執筆が趣味。

東雲

飽き性の人間。ゲームだけは幼少期から好んでいる。 朝散歩や小説の執筆が趣味。

最近の記事

日記 2024年第15回

■人付き合いというバクチ 遊びにしろ食事にしろその他お出かけにしろ、私が声を掛ける側にいると、相手は嫌がっているのではないか、という懸念がついてまわる。だけど、齢をこれだけ重ねると、嫌な人からは自然と距離を置いているのだから、相手だってきっとそうだろう、と思う。昔から「人付き合いというのはバクチ」だと思っていたけれど、最近はそうでもなくなってきた。 ■青空文庫のアプリ 電車でのちょっとした移動中などについスマートフォンを開いて(ガラケー世代の表現ですね)SNSを眺めてしまう

    • 日記 2024年第14回

      ■マスクの袋を両側から破って失敗する 個包装タイプのマスクがある。個包装の更に外側(つまり外装?)の袋に切れ込みが入っているので、そこから裂く。途中まで破ってうまくいかず、反対側の切れ込みからも裂く。真ん中で上手く出逢えるかと思ったがそうはいかず、切り口がガビガビになる。見積もりを誤る人間の愚かしさが詰まった行為だと思う。 ■DDRを毎週末プレイしている メインフィールドはIIDXなのだが、そのIIDXのアップのさらに手前で身体を温めるために2クレプレイしている。Lvは8前

      • 日記 2024年第13回

        ■ドラクエ10に復帰した Ver.7thのパッケージを購入した。とりあえずメインアカウント分のWin版だけ。新しい職業のクエストをやったり、日替わり討伐をやったり。半年ぶりで浦島だけれど、付き合い方を考えれば(つまり熱中しなければ)楽しめるような予感がある。何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」なのだな、と思う。好きもほどほど、嫌いもほどほどに。 ■チョコクランチのおみやげ どうして、お土産というのは大抵チョコクランチなのだろう。会社で同僚に貰ってふと思う。チョコラングドシャ

        • 日記 2024年第12回

          ■SimCity 2000のBGMを作業用に流している なぜか急にこのゲームのことを思い出した。私がプレイしていたのはPS版で、メモリーカードの容量をいくつも食うゲームだったと思う。近未来感のあるアームの生えたUFOが飛来したり、アルコロジー(?)という大人数が収容できるコロニー的な建物を作れたり。そんなゲームだった筈。 BGMがなんだか独特で、いわゆる「良い曲」という感じではない。心に訴えかけるようなものがない、淡々とした耳触り(この単語が適当か不明)をしている。一曲だけ

        日記 2024年第15回

          日記 2024年第11回

          中途覚醒がなくなったものの、やはり眠気は強い。薬のせいもあるかもしれないし、単純に時間が不足しているせいもあるかもしれない。7h/dayぐらいは眠らないとマトモに動けないのは、どちらかと言えばロングスリーパーだろうか。 朝、近所を散歩していると、クリーニング屋さんのおじさんが、お店の準備をしている様子がガラス越しに見える。 日曜日、今までに入ったことのない路地に入ると、紅茶を出しているお店を見つけた。茶葉や茶器を買うこともできるし、イートインスペースで淹れてもらった紅茶を

          日記 2024年第11回

          日記 2024年第10回

           月曜日、出社して仕事をこなしていると、突然の動悸が。これは倒れるぞ、と思いながらどうにか堪え、何食わぬ顔で定時まで耐えた。  突然の、と言ったがまったく突然ではなく、自販機で購入したホットのブラックコーヒーを飲んだ直後だった。おそらく、カフェインがグサりと刺さるタイミングだったのだと思う。たまにこういう時があるので、コーヒーは朝イチでしか摂らないようにしていたのだけれど、今日はたまたま寝不足で、カフェインを欲してしまった。  寝不足も、相変わらず中途覚醒によるものだ。中

          日記 2024年第10回

          日記 2024年第9回

          ■月曜日 朝、出勤時に最寄り駅のプラットフォームで、紙袋を手にして立っているサラリーマンが居た。お菓子か何かが入っている様子だ。三連休できっと遠出して、そのお土産を連休明けの会社で同僚に配るつもりなのだろう。 出勤してデスクに着いてから、朝食後の薬を飲み忘れていることに気づき、マグカップに水を汲む。薬のシート(銀色のやつ)を見るたび思い出すのは、シートごと飲み込んでいた病院の入院患者の話だ。その患者は病気経験がほとんどないせいか、錠剤をシートから取り出して飲むという発想がなか

          日記 2024年第9回

          日記 2024年第8回

          ■月曜日 日課の朝散歩ののち、朝焼けの空の写真を撮影する。カメラを向ける前はピンク色に見える東の空が、撮影した写真ではピンク色に見えないのだから、なんでも直接目で見るというのは感性を磨くうえで大切なのだな、と思う。 出勤時、小雨が降っていて、傘もささずに歩いていると、空中で静止した水滴に顔を突っ込んでいくように感じられた。これが霧雨というものだろうか。 ■火曜日 朝、空を見上げると雲の流れがはっきりと分かるぐらい速い。なんだか天気が荒れそうな予感がする。 通勤時に本を読んで

          日記 2024年第8回

          日記 2024年第7回

          ■月曜日 家の玄関には靴べらがない。家のどこにもない。実家には置いてあって、はじめて使ったときは感動したものだ。こんなにもシンプルで、メカニカルな仕組などなにもないのに、素晴らしく使い勝手が良いのだ。惜しむらくは、靴をスムーズに履く、以外の用途がないことであろうか。 朝、散歩をする前に白湯を飲む。夜、寝る前にも白湯を飲んでいるから、二連続だな、と思う。白湯は健康に良いという。こういう情報は大抵信用ならないものだけれど、白湯は信用しようがしまいが、大した元手も要らないし、リスク

          日記 2024年第7回

          日記 2024年第6回

          ■月曜日 この日は雪が降っていた。会社の昼休みごろには雪の粒が風に吹かれて斜めに窓に降り注いでいて、仕事が終われば景色は薄ら白く染まっていた。 この日、財布を持って出掛けるのを忘れた。会社に到着して飲み物を買おうとして、そこで財布がないことに気づいた。忘れたというのはほとんど確信で、電車の中でスられたなどとは思わなかった。とはいえ本当にスられていたら大ごとなので、早く帰宅して家のデスクの上に置きっぱなしになっている財布を確認したかった。 雪が強まった段階で帰宅命令が上司から下

          日記 2024年第6回

          日記 2024年第5回

          ■月曜日 仕事の合間にコンビニに行き、ほうじ茶ラテを購入する。執務室の休憩スペースで啜ると、ほうじ茶の味を思い出した。ほうじ茶ラテでほうじ茶の味を思い出すのは、なんというか本末転倒に思えて、一人可笑しくなる。 ほうじ茶ラテを飲みつつ自己啓発本を読み、その内容に感心する。自己啓発本は玉石混淆で、要するに啓発を目的としているから、内容が酷いものだと悲しい目に遭う。今回のは玉の方だったので、しっかりと読み通して糧にしたい。 ■火曜日 再三言っていること、「今日の晩ごはんを考えるよ

          日記 2024年第5回

          日記 2024年第4回

          ■月曜日 朝5時半に目が覚めて、トイレに行く。手だけ洗って顔は洗わず、髪も整えない。パジャマの上からコートを羽織って、マフラを巻く。ワイヤレスイヤホンと家の鍵、それからスマフォを持って、外に出る。 目的地は徒歩10分ぐらいのところにあるコンビニ。そこでホットコーヒーを買って飲む。それだけのために外に出た。 この日の空気は、動いている感じがしない。風がないということなのだろうけど、冷たさもあいまって停止している空気に顔を突っ込んでいく心地がした。 ■火曜日 今日も朝の散歩をす

          日記 2024年第4回

          日記 2024年第3回

          ■月曜日 朝、出勤時に乗る電車が、なかなか発車しない。ドアが閉まっては、どこかで誰かが(もしくは何かが)挟まって、また開いている。なんという非効率、と思う。個人主義が進む時代において、電車というのは前時代的な乗り物なのかもしれない。 ■火曜日 道路に柑橘系の果物の皮だけが落ちていた。しげしげと見つめたわけではないが、くしゃりと潰れていて、それでいて中身が飛び出したような痕もなかったから、たぶん皮だけなのだろう。たとえば、ミカンを食べた後に皮だけを捨てることはできないが、落と

          日記 2024年第3回

          日記 2024年第2回

          ■アロエの可食部を僕は知らない(月曜日) 祝日だったのでいつも通り近所のファミレスでモーニングをいただく。コーヒーのお代わりの説明を毎度丁寧にされるものだから、なんだか可笑しく感じてしまう。そこまで丁寧にならなくても、と思うのだけど、やっぱりクレームとかが大変なのだろう。 コーヒーをいただいてから隣町のゲームセンターへ。苦手な曲をたくさん練習して、腕も目も脚もヘロヘロになったあたりで退散。その後は大学生時代に馬鹿みたいに通っていたチェーンのラーメン屋さんへ。 朝、起き抜けにリ

          日記 2024年第2回

          日記 2024年第1回

          ■オリオン座は一瞬だし、ハンバーグはいつでも美味しい(月曜日) 地元の友人とともに二年参りしていた神社で新年を迎える。コミケの話とか、ソシャゲの話とか、何年経っても同じような話題で、いつも通り楽しいのはありがたいことだ。お互いの健康と、友人たちの健勝を祈って、ついでに自分の私欲も願って、賽銭を入れ、手を叩いた。 コンビニに行き、温かいココアを買う。近所の公園でそれを開けて、のんびりと飲む。空を見上げるとオリオン座がフィクションみたいに輝いていて、横浜の空でも綺麗に見えるのだな

          日記 2024年第1回

          ふりかえり 2023年第53回

          ■トンチは大抵やってる場合じゃない(月曜日) 朝6時に目が覚めて、二度寝してしまった。すんなり早起きできるのに、なぜこうも誘惑に弱いのか。年末は実家に帰るため、冷蔵庫の中身も寂しい。朝ごはんを摂らずに、そのまま出勤。外は寒く、薄ら灰色に染まっているように見えた。 出勤後は諸々の作業を済ませ、定時前に退勤。病院の予約時間前、僅かな時間で夕食を摂る。病院を済ませ、薬局も済ませ、家の中を見て愕然とする。大掃除に備え、今までダンボールに突っ込んでいた衣類のために、ちゃんとしたケースを

          ふりかえり 2023年第53回