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【帷子川・鶴ヶ峰】鶴ヶ峰の帷子川と親水緑道は、市民との川づくりの成果(水辺ウォーク)

 今回「BOOKMARK」するのは、横浜市旭区の鶴ヶ峰を流れている「帷子川」です。

 帷子川は横浜市旭区若葉台を源とし、中堀川、今井川などの支流を合わせ、相鉄線に沿って流れて横浜港に注いでいます。
 相鉄線の鶴ヶ峰駅から、帷子川と帷子川の改修工事によって生まれた昔の川と使ってできた「帷子川親水緑道」を歩いてきました。

※ぜひ動画をご覧ください

水辺の概要

 今回の水辺ウォークは、相鉄線の鶴ヶ峰駅から帷子川親水緑道を経由してから、帷子川を歩いていきます。

 帷子川親水緑道は、蛇行していた帷子川を直線化した改修工事でできた、古い水路を緑道にしたものです。緑道の中に入ると人工的に作られたような感じはなく、雑木林に小川が流れているという豊かな自然を感じます。
 帷子川に出て、少し下流に下ると、そこには帷子川の分水路があります。水位が高くなった時に横浜港に直接、水を流すための水路です。
 そこから上流に戻ってみていきます。戻っていくとトンネルがあります。それは捷水路と呼ばれるもので、水路を直線化するために作られたものです。

 帷子川は、安全のために直線化したり別の水路を用意するなどの抜本的な河川改修を進めてきた一方で、住民の憩いの場となるような空間整備を住民と検討し、進めてきたことがわかります。

■撮影日
2022.07.02

■参考資料
横浜市, 道路局河川企画課, R2.3
帷子川(旧川活用の緑道整備と市民協働の多自然川づくり,
帷子川(帷子川の由来と河川改修)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/kasen-gesuido/kasen/kouhou/kawa-hanashi/kawanohanashi.files/0005_20200305.pdf

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