#5 三ノ宮で大学生とデートした最高にグッときた瞬間

先週の金曜日、京都の実家に用事があって東京から行かなきゃいけなくなった。
ただ用事を済ませて帰るのも嫌で、ネットで知り合った女子大生と木曜日に遊ぶ約束をした。
3月頭に知り合って電話で話す程度の関係だったけど、意を決して誘ったら普通にokしてくれた。

当日はグルメ一平→軽くショッピング→カラオケ→ドライブ→丸亀っていうゆるい一日を過ごした。
お腹もいっぱいで日も落ちてきたところで明石海峡大橋のイルミネーションを見たほうがいい!って話になって近くのスタバに車を置いて抹茶ラテを飲みながらゆったりくつろいだ。

21時を回って楽しい一日を過ごせた満足感を持てて相手に感謝!あとは彼女が無事帰れるような時間で解散しよう!
と思って車に乗り込んだ。

その日は肌寒いぐらい冷たい風が吹いてて車の中が妙に落ち着いたのを覚えてる。
車のエンジンをかけてシートベルトをつけたけど、彼女はシートベルトを着けるそぶりがない。
もう少し一緒にいたいと思ってくれてるのかなとか自惚れて気持ちが揺らいだけど俺は手を出せない。

だって彼女には好きな人がいるんだから。
彼の柔軟剤の匂いが好きで、後ろから抱きつきたいって嬉しそうに語ってる彼女を応援してる。
彼との仲が上手くいくように願っている自分と彼女を愛おしく思う自分が戦っててあの時は苦しかった。

お互い黙ってる変な間があって、今日つけてる香水の話になった。首と手首に残ってる消え入りそうな柔らかい匂いに脳が反応する。
普段でも匂いに敏感なのにシチュエーションがより刺激してくる。

これ以上嗅いでると理性が飛びそうででも離れたくなくて、どんどん自分が抑えられなくなってくる。

そんな姿を見て香水をその場で付け直してくれた。
車の中に匂いが充満してスイッチが入ってしまった。

首の匂いを嗅ぐふりをして舐めて吸って首筋を伝って上へ上へゆっくり耳を食む。
我慢してる声を聞くだけで興奮する。泣きそうな目をみて、唇を触れる。舌と舌が離れないようにベースを探り合いながら気持ちよさに溺れてく。

腰に触れた時に身体の熱さを感じた。青白い太ももに手のひらが滑ってパンツの中へ進んでいく。
中指全体で感じるヌメリを周りに広げて手のひらの肉球でクリを抑える。

指を入れる瞬間、膣の抵抗を感じるたび止まって緩んだのをみて奥へ入れていく。
一本分が入り切って彼女の顔を見るとキスしてってお願いしてくる。

唇と舌で彼女の匂いを感じて、中指と手のひらでヌメリを広げてく。指にも熱さを感じてしばらくすると彼女の力が抜けていく。

それを見て少しほっとした。元彼女と別れてしばらくエッチをしていなかったから、不安だった。
気持ちいいって感じてくれるのを見るだけで心が満たされた。

気づいたら23時半を回ってて、外を見たら窓が真っ白に曇っていた。
車内の空気が熱くなって、水滴が結露している。

時間も時間でそろそろ彼女の終電がせまってると聞いて、駅まで送った。
レンタカーを返して駅に向かう途中ふと思った。

俺はこの人が好きだ。でも気持ちはしまっておく。好きな人がいるから遠慮するわけではなく、好きな人の事を楽しそうに語ってくれる彼女が愛おしいから。

ありがとう。心友。

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