見出し画像

料理(ファッション)が好きだからこそ、献立(コーデ)に悩まされたくない! 〜自問自答×イメコン〜


前回は、私の大前提のスタンスの話をしました。今回は私が感じてきたことをお料理と絡めて言語化してみよう、という試みです!


なんでお料理なのか?

それは、身近で、好み求めるものライフスタイルちがいをとても肯定的に捉えやすい分野だから!


ファッションが好き!!と言いつつ
「コーデに悩みたくない」と言うのは、

なんだか「ファッション好き」失格な気がする。

でも、お料理が好き!!と一緒に
「献立に悩みたくない」は言いやすい!

(ただの私の心の問題)



お洋服が好きな人たちでも「服選びの苦しさ」を感じることがあると知ると、すっごく安心します。

あきやあさみさん提唱の自問自答ファッションに出会って、書籍を読んで「制服化」という考えに触れて、
気に入った服しか着ない究極のエゴイスト」という表現に、それだ!となりました。

↑Amazonリンクつけたけど、私には何もない

というのも、私は冷蔵庫の中に自分が食べないものが入っているのがすごく嫌で、

・作るものを考えながらスーパーで食材を買う
・毎回余らせる・日持ちしない食材は避ける
・冷蔵庫の中に化石を生まない

を重視しているのですが、ファッションでも「着ないもの」の存在がストレスで……。

自分が作る、食べる、毎日のサイクルに合わせて冷蔵庫の中身を循環させるのと同じように、クローゼットも構築したいんだと気づいて、かなり視界がクリアになりました。


料理が大好きな人、いろんなレシピを試したい人、アレンジレシピが好きな人……といると思うけど、私はそうじゃない。そして私の場合はそこのスタンスがファッションと料理で偶然近かったんですよね。

……となったときに、

\私がやりたいのってこれだ!!!/

と気づいた話などをこの調子で話すので、お付き合いください✨


私はイーブイになりたい

上で載せましたが、自問自答やイメコンで目指す姿は、ずばりイーブイです。

イーブイ 『ポケットモンスター サン・ムーン』公式サイト


私はこれまでイメコンでいろんな方向性を勧められてきました。どうやらいろいろな特徴から振り切ってはないけど、寄せ幅がかなり広いらしい。

いろいろ楽しめていいじゃん!ラッキー!って思える人はいいけど、私はコーデに・献立に!!悩まされたくない!!!そんな人間です。

受けるたびにいろんな方向性を提示されて、どうするかな〜〜と悩んでいました。いろいろ挑戦しました。そのコーデでしか使わない小物、甜麺醤やナンプラーやクミンみたいなものもたくさん買いました。


そしてある日気づきました。
「あ、私ってイーブイなの……?」と。

種族値とか厳選とか、まあいろいろあるけど、イーブイを何に進化させるかって、正直個人の自由で、何にしたからって間違いとかじゃないんですよね。

他の人から意見されても、まあ、イーブイを何に進化させるかは自由なのでね!と思えると、なんだか気持ちが楽です。


そして、「あなたはシャワーズ」「いや、エーフィだよ」と言われて「私のタイプ、属性ってなんなの……😵‍💫」と悩んでいたけど、それは私がイーブイだっただけ!って判明するように、
全ての方向性に通じる、これだと今までのいろんな意見が「そういうことか!」ってわかるような、そんな診断・提案に私はイメコンで出会えました。

自分をイーブイだと自覚した瞬間に自我が揺らがないというか、自分の軸ができた感じ。一本の確固たる軸をしっかり通したうえで、そこから先は私次第ーー。

私にはこのスタンスがとっても合っていて、

お洋服選びで大事にしている価値観、自分が納得する「似合う」のライン、そこを満たす軸を一つ持っていたい。その軸は大事にしながら、季節や場、人に合わせてその日その日で変えたい。
軸がないと一貫性がなくて嫌だけど、大事な軸をどん!と据えて、そこから先を変えるのは合っていそう。

私は制服化しつつも、アクセや鞄、靴、秋冬のアウターは固定せずに、その日の気分で変えるタイプ。これも「何に進化させるか」に幅を持たせたかったのかも?


私にとってのイメコン

自分の中で「この基準を満たせば、いつだって納得したコーデを組める!」と思える、そんな基準・軸を教えてくれるもの。

私にとっての制服化

イメコンで導き出した基準・軸を満たしたコーデを自分の中に持っておいて、クローゼットの前で悩まないようにするためのもの、です。

話は変わりますが、いま私はホットクック(調理家電)が欲しくて、楽しておいしいものを食べるためなら、お金を出せる!みたいな暗示かも??なんて。
それがイメコンや自問自答な気がせんでもない?

(ハイブラの鞄とかが欲しい説も浮上中💭)

この後は、私が今まで出会ったイメコンに対する思いを、このままお料理に絡めて書いていこうと思います。

※私はイメージコンサルティングの資格は取得しておりません。あくまでこれまでに私が受診者として感じてきたこと、こういうふうに解釈したら気持ちが整理できたよ、という視点でのnoteになることをご了承ください。

🥔「私、煮崩れしやすくて……」

雑誌でもテレビでも、芸能人のYouTubeでもよく目にするようになったイメージコンサルティング、通称・イメコン。

私はそのオタクで、過去いろんな診断を受けてきました。そしていつもSNSを見てうんざりしています。やれ、〇〇タイプ大優勝だ、NGファッションだ……。

う〜ん……となっていたときに、納得するサロンさんに出会って私は救われたのですが、ふと気づきました。
あれ?もしかして、根本にあるのは私の体から出た客観的事実のみで、それをどう活かすかの私側の裁量ってかなり大きい???

そして……、

なんだか、SNSや雑誌に載っている情報とか、首をかしげて帰ってきたサロンさんからの提案って、こういうのが多い!!!!!

\ 男爵いも優勝料理はこれ🥔🥔🥔! /

(唐突なじゃがいもすみません)

たしかに男爵とメイクイーンだと、男爵の方が煮崩れしやすいです。

でも、それをどう調理するかって、結局は人それぞれですよね。よく「骨格やパーソナルカラーなんか、関係ない!」という人がいますが、きっとその人は気にしなくてよくて、手元にあるじゃがいもの種類を気にせずに料理できる、それに困っていないんだと思います。

正直、知らなくてもなんとかなりますし、白状すると私もあんまり気にしていません(こんなnoteを書いているのに)。

メイクイーンも手間ですががんばれば潰せますし、むしろ食感が残って好きな人もいるはずだし。
知らずに男爵をカレーに使っても、「具がゴロっとしたカレーが好きなのに……」という人でなければ、とろみが出たカレーをきっとおいしくいただけます。


でも、知っていると便利です。思いどおりにならなくて「何でなの…?」となることが減ります。

そして、素材には特徴や個性があるので、せっかくならそれを活かしたい!という人も、手間だからメイクイーンではコロッケを作りたくない!特徴に合う料理教えて!という人もいるはずです。


イメコンって、そういうものかな?と私は思っています。

煮崩れのしやすい・しづらいに
良し悪しはない

お洋服のテイストやデザインを教えてくれる診断などいろいろありますが、基本的には「素材の特徴」「活かし方」を教えてくれるのがイメコンの良さだと思っています。

タイプごとの良し悪しなんてなく、あるのは客観的事実のみ、だと私は信じています。

たとえば、煮崩れのしやすい・しづらいは、じゃがいもごとの特徴で、客観的事実。「崩れやすい」というのはマイナスではなく、コロッケやポテサラ、ふかし芋になれるポテンシャルの高さの表れです。

でももし煮込み料理になりたかったら、たしかにコンプレックスに感じるかも。何度も挑戦したのに、自分の特徴のせいで煮崩れしてしまう。憧れる気持ちもあるから苦しい……。

そんなとき、できることはこんな感じだと思います。

①これがやりたいんだ!と気にせず煮込み料理にする
②煮崩れしない工夫をして、煮込み料理にする
③自分の特徴を知って、得意な料理を教えてもらう


①はそのまま突き進め! ②は自力で行き着くこともできるし、好みやスタンスを伝えたうえでプロに教えてもらうのも手。②〜③の方はイメコンで救われるかも。教えてもらった後にどうするかは、もちろん自由です。

(残念ながら、サロンやアナリストさんによってどこまで教えてくれるかにも差はありますが……;)

そして、スタンスを理解したら、自分で舵を握って、自分で行き先を決めるのも大切です。


特徴を知ったあとに初めて、とろみカレーが好きとか、芋の形が少し残ったポテサラやコロッケが好きと気づいて、進路を変更する可能性もあります。
「煮込むと煮崩れはするが、同時にとろみが出やすい」や「崩れづらいため形が残る」も大事な個性ですし、素材の一つの活かし方だと私は思います。

じゃがいもとちがって、自分の体は交換できません。
とはいえ、男爵だけど煮込み料理にしたい、でも煮崩れはさせたくないなんて思いもあるかもしれません。

そんなとき、「私って好きな料理のためなら、下処理に時間かけられるんだよね!」という人もいると思います。好きな気持ちと、自分が求めるクオリティを保ちたい気持ち、どちらも両立するのも素敵です。


好みやスタンス、取り入れ方などもいろいろあるなと、イメコンを通じて学んできました。お料理の話だとすんなり受け入れやすいですよね!(というのが、今回のnoteの趣旨です)


長いのでそろそろ終わらせた方がいいかなとは思いつつ、せっかくなので、今まで私が出会ってきたサロンさん、アナリストさんを料理に向き合うスタンスに合わせて紹介します。完全主観です(読みたい人だけどうぞ)。

(おまけ)いろいろなイメコンサロン

・素材の特徴は教えてくれたけど、調理法や活かし方がイマイチ
・そもそも教えてもらった素材の特徴がまったくの的外れだった

こういうの、私の好みなのかな?とか思っちゃうのであまり批判はしたくないんですけど、メイクイーンに「煮崩れしやすいです」とか言っちゃってたら大変ですよね。

でも今回は、以前「プロデュースのちがい」と言ったもの(私がそう感じたもの)が、そもそもスタンスがちがうのか?!となったので、簡単にご紹介したいです。

「どこにでも出せる料理」をよしとするタイプ

自分が楽だから!好きだから!ではなく、ホームパーティとか、義実家でのお料理とか、そういう場で出せるものをよしとしているのかな?と思うと納得。
その人が他者から見て素敵に見える、印象がよくなる、そういうお料理の方向性を指し示してくれる。

そういった料理を日常的に食べる気がないから求めていない……という人よりも、元々の好みが方針とズレがない方や、いざというときに活かしたいから知っておきたい人におすすめかも?

開業の背中を押してくれる飲食の先輩タイプ

応援してくれるし、こちらの好みを汲んだうえで、その方向ならこんな感じかな!とその方向に突き進むためのアドバイスをしてくれる感じ!
目指すものや好きがしっかりあって、あとはもう開業するだけ!メニューやお店全体のコンセプトをどうするか、アドバイスが欲しい!みたいなタイプにはぴったりだと思う。

私は特徴どころか、手持ちにどんな素材があるかもわからず、手探りの状態で相談しに行ってしまい……。偶然カレーをよく作っていて、「カレーいいね〜!それならコンセプトとか、こんなのがよさそう!」とせっかくアドバイスをもらったのに、後になって「私って別にカレーでいきたいわけじゃないかも……」となってしまった最低の女です。
今は好きなものができたので、機会があればまたアドバイスもらいに行って、次は全力で背中押してほしい!!

お料理教室を開いている料理研究家タイプ

その素材の特徴や活かし方、調理法に詳しい料理研究家で、そのすべをお料理教室の先生としてこちらに授けてくれる……というタイプ。とにかく、素材の特徴や活かし方、調理法を基礎から教えてくれて、生徒の独り立ちを重視。

初心者には素材の見分け方から、希望者には献立の決め方、食べ合わせ、看板メニューやカトラリー、内装のおすすめまで…。
聞いたら聞いたぶんだけ、好みを伝えればそのぶん工夫の仕方や、素材を活かせるレシピを教えてくれるので、たくさん要望を伝えるのがおすすめです。

表現力豊かな料理漫画のシェフ(審査員)タイプ

こちらが提供した素材や料理を味わって、そこに対する感想や味わいからのイメージを教えてくれる。

グルメリポーターとも悩んだのですが、味に対するアドバイスもきちんとくれるのでやっぱりシェフ、いろんなものに例えてもらえるので、現実世界よりも料理漫画の方がイメージに近いかな?

自分のことをこんなに味わってもらったことって過去になかったので、新鮮で楽しかったですね!実際の私の調理の工程を見たらアドバイスの仕方が変わるかも?

さいごに

あいかわらず詰め込みすぎで、長くなりました。

好みやスタンス、取り入れ方など、受診者側も、サロン側もいろいろあるな〜と日々感じています。

ファッションの話だと、好みの否定に聞こえるかな…と躊躇しちゃうことも、お料理の話に例えるとすんなり話せますし、すんなり受け入れられるなと私は思っています。

困ったら、お料理に変換してみるのもありかも?

ということで、長くなりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?