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2023/12/27

友人と遊んだ記録。

いつもの場所で待ち合わせると、私たちはいつも通りカフェへと向かった。
今回は友人が調べてきてくれた最近できたカフェ。建物の端にある薄暗い階段をのぼると、シックな雰囲気のカフェが現れた。
全体的にモノクロを基調とした直線的なデザインで椅子の赤が映える。シンプルなメニュー表の中から、ホットサンドとマイルドコーヒーを選んだ。

写真撮る前に半分食べてた

今日は27日、ちょっと遅いクリスマスということでお互いクリスマスプレゼントを用意していた。友人からは指輪と手紙。指輪、自分ではなかなか買わないのでとっても嬉しい。緑色の丸い石がついたシンプルなもので、緑ばかり身につける私にぴったりで本当に愛が溢れた。いや溢れてる、今も。
私も手紙を書こうとしたけれど、書いても書いてもキモい告白みたいにしかならないので諦めた。また次の機会にお返事として渡すね、らぶ。

私も彼女も本が好きなので、だいたい毎回本屋へ行く(気がする)。今回は蔦屋でお互いのおすすめ漫画を買ったあと、私が幼い頃親に連れられて行っていた書店へと向かった。狭いスペースの半分に本があり、半分がカフェになっている。7つしか席がなく、全て窓へと面しているのでゆったりと読書が楽しめる隠れ家みたいな書店だ。
店員は50代くらいの女性1人。お客さんは若い男性から高齢のおば様まで老若男女様々。ほとんどが常連さんらしく、珈琲を注ぎながら親しげに会話を繰り広げていた。穏やかな音楽の中でゆったりと進む時間はとても心地好く、店を出る頃には私も友人も「常連になろうかな」と思わず呟いていた。

次に私が気になっていた卵料理専門店へと向かう。最近ゴジラ-1.0にどハマりしている私は、観に行くたび映画館と隣接しているこのお店に心奪われていた。だって見て この「こぐまちゃんのパンケーキ」とか「ぐりとぐら」とかに出てきそうな可愛らしいパンケーキ。私の中に眠っていた子供心を呼び覚ましてくる。

ふわふわで甘くて、本当に絵本の中のパンケーキみたいだ。フルーツがたっぷり入ったフルーツティーと一緒に楽しんだ。意外とペロリと行けちゃった私の胃が怖い。

しばし私と友人はお茶を飲みながら短歌や詩を楽しんだ。友人は私が貸した歌集を、私は先程の書店で買った詩集をそれぞれ読みながらお茶を啜る。お互い一緒にいながらそれぞれの時間も楽しめる、理想的な関係だなとふと思った。

「持っていることばの意味がちがうから
                 一生うそをつかなきゃいけない」

これは私が友人に貸した歌集の中で1番好きな短歌だ。言葉という表面的なものと隠れている奥の感情との差異が気になる私にとって、同じように感じてる人がいるんだなと嬉しく思った。
友人と「可哀想=相手を下に見ている」「甘え=いけないこと」など言葉の解釈を勝手に決めるのは如何なものかという話をした。
言葉を巧みに扱える人になりたいなあ

買った本


指輪


P.S.
手紙読んだら嬉しすぎてめっちゃ笑顔になっちゃったんですけど!いい人生って言って貰えるの嬉しすぎる、ありがとう。一緒に良い人生にしようね👊💖

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