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Highway 制作の話

↑音源購入できます。(ストリーミングで聴くこともできます)
フル音源です。動画は2番目しか流れません。よかったらぜひ聴いてみてください。

SHINJUGUMO Movie **✖︎ Short movie**

ライブが思うようにできなくなった最近、
それでも音楽を聴いて欲しいと思い、
真珠雲の音楽を好きなかたに向けて

できたての音源を聴ける
**ショートムービー
**
を作っています。

実はこのショートムービーは話が繋がっており、、、

↑前作はこれです。
この話は動画をみて、”感じて”ください。
、、、なんかみさとが幽霊みたいになってる?
消えた?って思ってくれれば大体は話がわかるかと、、、。
(今回はこの動画の話はここまでにします)

実は今回のHighwayの動画、、、

前作の消えたという言葉は
最後にあげる動画で理由がわかるのですが、
今回はその瞬間を知ってしまった。もしくはそうかもしれない
って思ってもらえるように作りました。
曲は、みさとの願望が詰まった歌詞と曲です。

そしてこのショートムービーは
その季節のなかで起こった出来事を感じて
それをそのまま映像にぶつけています。

映像を深読みしたい方に今回はその出来事
私が感じたことを書いてみました。
読みたい方だけ、読んでみてください。



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音楽としての大久保みさとが
消えてしまいそうな今年。

なんとか動画を作ることで
"作り続ける"
をやってはいるが、
演奏のスキルはモチベーションと共に下がって行く。

そんな時に起こったひとつの
"とある出来事が"
わたしのプライドと
大久保みさとをほんとに消してしまいそうになるほどしんどくさせていたとは思ってもなかった。

ーここからHighwayの映像の制作の話になりますー

ー色を失っていく音がするー

”音楽”というモノが作れなくなった時の感情の拠り所。

ときには焼かれるように、ときには力が抜ける感覚で
酷く人を愛してしまう感情でいっぱいになってしまうときがある。
人に心を移してしまえばしまうほど、
これでいいのだろうか、ここに移ってしまいそうになる自分を嫌う。

その葛藤を整えさせてくれるのが”音楽”を作ることだった。
そして音楽が作れなくなってしまった。

同じ色に見えていたはずなのに
その色のなかで少しの違いがあると
話し合いという意味の”喧嘩”が始まる。
すれ違いのまま、色だけが消え、

それと同時に、何もかもバランスを失った私の体が
悲鳴をあげるように、持病を呼び寄せてしまう。
貧血のせいで仕事中手に力が入らなくなり、
ご飯を作ること、食べること、外に出ること
演奏をすること何をやっても楽しく無くなった。

ほんの少しの幸せでさえも。
一つのバランスを失えば、全て崩れてしまった。

**ー「あなたがわたしの色を消した」ー

**

動画の公開日直前、私を裏切ったある人に連絡をした。

私の治らない心と染まることのできなかった環境、
葛藤の中で言ってしまった私の心の中の一言で
酷く傷つき、私を裏切った人だった。

その”裏切り”は
私の過去を酷く思い出させる
やってはいけないことだった。

私が悪い、あなたが悪いのは別にして
裏切りをされたことで、
過去を嫌った。

どんなに裏切られても
人を信じ愛し続けた過去
最終的に裏切られ、体を壊した過去。

全て私がお互いを信じ合える関係を
うまくさせようと努力しなかったからだと。

わたしを殺してしまいたくなった。
どんな悲しいことをされても
"音楽"だけは
元に戻してくれたはずなのに
それさえも生み出す力がなくなっていた。

「みさとはそうされても仕方がないよね」
その言葉が私の心の色を消していた。

「あなたが私の色を消したんだよ」
作った時の感情を思い出し涙と一緒に出た言葉はこれだった。

ー消えてしまった幸せを作るか、取り戻し探すか。ー

highwayの動画の中では、
この2つのメッセージを
曲と載せることにしました。

最終的に消えてしまったのは
わたしのせいでもあり
あなたのせいでもある

芸術で
情の安定を図っていたのなら
出来なくなったが故の
裏切りは自分のせいでもある。
関わらない方がお互いのため。

裏切りの行為が
わたしの過去の嫌な言葉を思い出させて
しまったのならあなたのせいでもある。
幸せを攻撃して色を消してしまった。

元に戻ることができた時に
「戻ることができてよかった」
「また新しく一から関わろう」
と言葉を交わしました。

それは私にとっても同じでした。

だけどどこかで
過去の幸せを望み
裏切られなかったあの頃まで元に戻ればと
望んでしまう私がいました。

だって、過去はそのままで生き続けてしまうから。
そして色は作り出すことはできても
あの頃の色を取り戻すことができないから。

今でもその迷いに苦しんでしまいます。

ー気づいて欲しかった悲しみの色ー

過去は、いくつもの悲しみで染まっていて
その色は薄く青く、モノクロの色のような色。

私の言葉の言い方がよくなかったのか、
思ったことを言いすぎたのか
相手に伝わらず、伝わらないのならと、悲しみで窮屈になっている心の隙間に消化できなかった言葉を押し込んでいました。

本当の気持ちを素直に言えなかったのもよくなかった。

だけどその言葉一つ一つに気づいて欲しかった。
この春から続いている環境のせいで音楽が作れなくなって
明日にでも死んでしまいそうなくらい心が重く暗く、
他に寄りどこれる存在が大切な人でしかなかったことを。

そして、その言葉たちは攻撃のためではなく、
お互いが前に進むために消化するべきだった言葉だったことを。

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動画に出てる人の話

動画を作るにあたって、このキャストを決めたのは
実はある出来事の前のことでした。

環境は違うからかよくぶつかりあう仲で
なにも合わないとおもう時はありますが、
それは私にとって新たな発見ができるし
いい刺激をもらっていたので

わたしの出来事を聴いて感じたことを演じてほしいと思い
映ってほしいと頼みました。

私はこの動画を撮影したのですが、
実際の出来事を彼に話しながら、
撮影しながら、思い出して
編集中に泣いたこともありました。
でもこの涙が、私の心を整えてくれる薬だった気がします。
動画ができて、また音楽作ろうって気持ちになりました。

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