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たかが着替え。されど着替え。

こんにちは。ADHD(注意欠如・多動症)とASD(自閉スペクトラム症)を併せ持つ小学生の男の子の母です。水やせっけんの泡が大好きで、動きがふわふわしている少年なので「くらげ坊や」と名付けて紹介させて頂いてます👦🫧

寒いですね❄️
気温変化に敏感なのに、対策が上手ではないくらげ坊やにとって、冬は特に難しい季節です。
外と室内の衣服の調節がスムーズにできないからです👕👖

寒いのに服を着ることができない

↓↓

不快な気持ちが充満😥

↓↓

不快な気持ちは、生活に大きく影響します。

指示が入らない⤵️
やることができない⤵️


「寒いなら上着着たら?」こういった提案スタイルはほぼ通用しません。
「大丈夫」と答えてしまいます。
決断する→実行する、ことのハードルがすごーーーく高いのでしょうか。

そんなくらげ坊やですから、着替えそのものも得意ではありません。

特に朝!!

正直に告白致しますが、一時期全般的に手伝っておりました。
特に冬休みは、脱ぐ枚数も着る枚数も多く、1日中くらげ坊やと接しなければいけないので(今思うと言い訳です)このくらいいいか!手伝っちゃえ!と開き直っていました。

そのうちに…あれ?だんだんやってもらって当たり前みたいな体の動きになってないか…?

ちょっとこのままじゃまずいかな?
でも朝からずっと声を掛けたり見張ってるの、疲れるなぁ…🥲生きづらい中頑張ってるんだし…着替えくらい…


と悩んでいたところ、ふと思いました。

自分のことを自分でやらせないでいいのか?


…ガーン😱

私自身の言葉ではありません。恐らく今まで出会えたたくさんの本の中から、直面した課題に合う言葉がたまたま頭に浮かんできたのだと思います。

そして同じ頃、くらげ坊やにも言われました。

「僕は自分が嫌い。着替えもできない。」

ガーーーン😱😱

そうだよね💦
そうでした💦君はみんなと同じようになりたい子だったね。
何のために?誰のために?その事実から目を背けていました。
すみません!ごめんよ、くらげ坊や!

その夜、くらげ坊やに一言伝えました。
「着替え、がんばろう」

翌日からスモールステップで始めました。
私がくらげ坊やの着替えを持って、目をつぶって寝たふりをします。
そして、くらげ坊やが1枚ずつこっそり取って着ていきます。私は適当なタイミングで目を覚まして「あれ?着替えがない!あ、もう着てる!」茶番ではなく(笑)楽しいゲームです。くらげ坊やはニコニコ楽しそうに参加しています。「ほら、できたでしょ!早いでしょ!」と得意気です。
幼い…でもかわいい…、親として複雑な気持ちです。
そしてまぁいちいち面倒です😅
でも「自分でやる!」まずはこれだ!これだけは守らねば!

くらげ坊やが自力で長続きさせることができるベストな方法はまだありません。

それでも

朝だから着替える!!🌅

そんな当たり前のことが当たり前にできる日を信じて、振り返りながら進もうと思っています。

お読み頂き、ありがとうございました。

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