試験にはたぶん出ない古語クイズ(2022/04/03)
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答えは「③さんまい」でした。
仏教やヒンドゥー教の概念で、心を無にして静坐・瞑想する修行をサンスクリット語で「サマーディ」といい、これに漢字を当てたのが「三昧(さんまい)」になります。
日本の古典では「念仏三昧:一心に念仏を唱える+気持ちを落ち着かせる」というフレーズでよく使われます。また、念仏で死者を弔ったことから派生して、墓地を「三昧場(さんまいば)」や「三昧」と呼ぶケースもあります。
なお、熱心に何かをしたり、何かに浸ったりすることを「~ざんまい」というのはこの言葉が語源です。
よく目にするのは「贅沢三昧」や「道楽三昧」などですが、オリジナルの意味で訳すと「悟りの境地を求めて贅沢や道楽をする」という、ちょっと不思議なニュアンスになります。